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カリスマは「賜物」!?

2017-04-09 00:36:11 | 聖書
普通、カリスマと言えば、「超人的・非日常的な資質」、「人心をつかむ傑出した、統率力のある」人を指す。

しかし、コリント人への手紙(第一、12:1, 4, 31など)に出てくる「賜物」の原語は意外にも charisma で、聖書では「恵みの賜物」、「与える者、神の側が恵みを及ぼして賦与される賜物」という意味である。具体的には、「聖霊の働きにより信じる者に与えられる賜物」である。[カリスマはカリス<恵み>からきている。]

英語で言うカリスマ(charisma) には、この元の語義が含まれていて、日本語が持つニュアンスとは異なって、広い意味で使われることがある。

今回の総大会で、ソルトレークトリビューン紙がウークトドルフ副管長の説教を紹介するのに、彼はカリスマ性のある教会幹部であると書いていたのは、超能力の持ち主といった狭義の意味ではなく、広い意味で、暖かく説く賜物に恵まれ、多くの教会員の心をつかんでいる教会幹部と表現したものと受けとめた。



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20 コメント

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( *• ̀ω•́ )b イイネ☆ (オムナイ)
2017-04-09 14:07:08
勉強になります。
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記事元を探れば (たまWEB)
2017-04-09 15:18:38
""One of the ways Satan wants us to manipulate others is by dwelling upon and even exaggerating the evil in the world ... [and] the corruption and wickedness in our day are unique and alarming," Dieter F. Uchtdorf told thousands of Mormons gathered in the giant Conference Center in downtown Salt Lake City. "But ... I wouldn't trade living in this time with any other time in the history of the world. We are blessed beyond measure to live in a day of unparalleled prosperity, enlightenment and advantage."

The charismatic German, second counselor in the faith's governing First Presidency, went on to say, "I don't believe God wants his children to be fearful or dwell on the evils in the world."
"
http://www.sltrib.com/home/5130200-155/monson-announces-plans-for-temple-in

カリスマのあるドイツ人の管長会第2顧問の・・・
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リバイバル ()
2017-04-10 09:37:10
>今回の総大会で、ソルトレークトリビューン紙がウークトドルフ副管長の説教を紹介するのに・・

今回のウークトドルフ副館長の話の中で、リバイバル(大覚醒)の事が出てきましたが、本当にジョセフ・スミスは、リバイバルの影響を受けたのでしょうか?私はずっと疑問に思っています。

もしそうなら、リバイバルの歴史の中にジョセフ・スミスの名前や、モルモンの事がもっと出てきてもいいはずなのですが、出てきているものを見かけません。

NJさんは、リバイバルとジョセフスミス、モルモンとの関係をどう見ているのでしょうか?

以下NJさんへの質問ではありませんが

話の中で「リバイバル運動の牧師たちが、恐怖(恐れ)によって導こうとしていた」と言う批判的な表現が有りましたが、その様な傾向はモルモンにも有るのではないでしょうか?
特に、ジョセフ・フィルデイング・スミス大管長の話や著書の中には、恐怖をあおるような内容が多いように感じます。(例えば「背教者」に関する見解等)
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Unknown (Unknown)
2017-04-10 10:01:05
リバイバル運動とジョセフの最初の示現には時期的な食い違いがあるという歴史家による指摘は存在します(教会員にはほとんど知られていませんが)。ジョセフが説明したように最初の示現の時期が1820年春であれば、その時期に彼の居住した地域ではまだリバイバル運動は始まっていなかったので歴史的事実とは噛み合わないということです。
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Unknown (Unknown)
2017-04-11 10:02:24
すみません、昨日の書込みがうろ覚えに基づくものだったので気になって調べなおしました。
より正確な情報をシェアさせていただきます。
1818年~1824年の間に、パルマイラ周辺で行なわれたリバイバル運動の集会の記録は残っているそうですが、ジョセフの住んでいた町で集会があったという記録は無い、ということのようです。

昨日の投稿は不正確な表現でありましたので訂正させていただきます。
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情報いろいろあるみたいです (たまWEB)
2017-04-11 18:14:40
パルマイラ町と隣町との間道沿いの一角にメソジスト教会が教会堂の敷地購入したのが1821年、7月。よって歴史家ブッシュマンはジョセフと牧師が話したというのはそれ以降という見解(著書)、んが、それ以前に、キャンプ・ミーティングという野外集会(地主の許可を得て)がパルマイラであったという話だな。記録としては
1820年6月が。
http://en.fairmormon.org/Joseph_Smith%27s_First_Vision/Methodist_camp_meetings

キャンプ・ミーティング     https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%BB%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
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微妙にずれてる ()
2017-04-11 19:00:36
コメントありがとうございます。

そうですよね・・・。
となると、ジョセフスミスの見神の時期は教会の主張する歴史から、微妙にずれてるんですよね。

やっぱ、後で思いついたのかな???
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その記録・1820/6月ですが、 (たまWEB)
2017-04-11 19:48:12
パルマイラ・レジスターという新聞の、一町民(42歳)の訃報記事で、前日に野外集会で酔っ払い、それが原因で死亡みたいな内容。
野外集会についての記事ではなく、いつ頃から始まったとかっては不明なわけで。当時のローカルの新聞とか精査したんでしょうけど、まぁ、そのくらいしかなかったんでしょう。
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教会サイトのあのエッセーというの (たまWEB)
2017-04-11 20:09:00
英語のですが(日本語も出てるのかな?)、パルマイラおよび近郊で18、19、20年野外集会あったとありましたぁぁ・・・

"Historians refer to the region as “the burned-over district” because preachers wore out the land holding camp revivals and seeking converts during the early 1800s.6 In June 1818, for example, a Methodist camp meeting took place in Palmyra, and the following summer, Methodists assembled again at Vienna (now Phelps), New York, 15 miles from the Smith family farm. The journals of an itinerant Methodist preacher document much religious excitement in Joseph’s geographic area in 1819 and 1820. They report that Reverend George Lane, a revivalist Methodist minister, was in that region in both years, speaking “on Gods method in bringing about Reformations.”7 This historical evidence is consistent with Joseph’s description.
"
https://www.lds.org/topics/first-vision-accounts?lang=eng&old=true

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Unknown (教会員R)
2017-04-12 00:25:15
JSに影響を与えたリバイバルというのは、実は家庭内リバイバルのことでしょう。 

父と母が毎週別々の宗派のキリスト教会に集っていたというのは普通の家庭ではありえない事態ですし、聖書の解釈をめぐって論争していたのであれば、息子に影響しないはずがないですよね。

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