さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
向かうはわが身の置き場所よ。
帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

とうとう、着付け☆14

2007年12月11日 13時25分00秒 | 着付け道

第十四話、≪試験≫


「では、今日は一時間目総復習の後、二時間目にテストを行います。」

「テストは、ペーパーテスト40分、振袖の着せ付けと桧扇20分です。」

「ペーパーテスト後、モデル役は長襦袢を羽織ったまま用意して、

  着せ付け役は長襦袢を着た状態に準備して待って下さい

 

とうとう、着付けのテストが、緊張の中始まった。

ペーパーテストはどんな問題が出たか、なぜか全く覚えていない。

ただひとつ覚えているのが、

『将来、着付けとどのように係わって行きたいか

というような問題かどうかは覚えていないが、そんな答えを書いた記憶が残っている。

 

・・で、着せ付けの方はというと、

『桧扇』というと、振袖用変わり結びの基本型の一つ「立て矢系」の一種である。

三基本型中、一番形が整えにくい分野でもある。

 

 基本型1.「文庫系」・・(一番簡単なんだよね~ 基本は。)

     例)文庫・片流し・一文字・雅・平安桜 

 

 基本型2.「お太鼓系」・・(左右バランスがちょいと難しいかなぁ

     例)ふくら雀・後見・扇重ね・花筏・熨斗太鼓 

 

 基本型3.「立て矢系」・・(上下バランスかなり難しく、整えにくいんだよね~

     例)立て矢・桧扇・リボン立て矢・立て矢蝶 

 

さすがに、最終段階試験にふさわしいものを選んでくる。

しかも、長襦袢からだともう時間が足らない。

幸いなことはベルト使用 これが腰紐使用なら到底無理

猛練習の甲斐あって、なんとか間に合った。

 

たった一枚の、私が自分で買った振袖をこんなに使うことになろうとは・・

その強い怨念・・いや!因縁のこもった振袖がなんだか私をここまで

導いてくれたような気さえしたものだった。

 

しかも、二年前の成人式には、姪っ子にも貸してあげて喜んでくれた。

その前にも誰かに貸した覚えがある。

我ながら、くたびれにくいものを選んだものだと、今になって思う。

 (当時、ただ気に入って購入しただけだと思うが・・)

 

  やっぱり、着物って素晴らしい 

                               つづく。。。

 

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