さあ~てと 帯しめましょか。

人生、山あり谷あり
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帯締め、気を染め、往きましょか・・・  ~part 2~   

十二支の由来

2010年03月11日 17時58分30秒 | 十二支の話

十二支の由来 

十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の総称。

十干と同じく十二支も、いつの時代に出来たかはっきりしないが、

十干よりも古く、すでに殷の時代には使われていたともいわれる。

 

初め、十二支は十二か月の順序

を示すための符号(数詞)であった。

子=正月

丑=二月

寅=三月

卯=四月

辰=五月



と順繰りにつけていったものと考えられる。

正月を寅としたのは漢時代以降である。

本来は第一月が子の月というのが自然だが、

「三正論」により、

夏正(立春正月)が使われるようになった。

 

 

「三正論」

周時代には、冬至を含む月を正月、
殷の時代には、それより一か月遅れた月を正月、
夏の時代には、さらに一か月遅れた立春に近いころを正月
としていた。これを十二支に当てると、夏の正月は寅、
殷の正月は丑、周の正月は子で始まることになる。

この夏殷周の三様の正月を三正論と称した。
漢時代以降は、夏の正月建寅を採用して
今日に至っている。
日本の旧暦も正月は寅月である。

 

 

 十二支は、12年毎に一巡する年まわりを示し、

十干と組み合わされて、60年で一巡する年、

あるいは60日で一巡する日を表すほか、

時刻や方角などを示すのに用いられる。

また、紀年法や、記日法に用いられるほか、

月名や時刻や方位にも使用されている。

 

月の十二支

正月=寅(いん)の月

二月=卯(ぼう)の月

三月=辰(しん)の月

四月=巳(し)の月

五月=午(ご)の月

六月=未(び)の月

七月=申(しん)の月

八月=酉(ゆう)の月

九月=戌(じゅつ)の月

十月=亥(がい)の月

十一月=子(し)の月

十二月=丑(ちゅう)の月

 

≪ 時刻 ≫

子の刻・・・午後11時~午前1時まで

丑の刻・・・午前1時~午前3時まで

寅の刻・・・午前3時~午前5時まで



と十二支を2時間ずつに割り当てる。

 

≪ 方位 ≫

の方角= 

丑寅の方角=  (=東北をさす)
うしとら

の方角= 

辰巳の方角=  (=東南をさす)
たつみ

の方角= 南

未申の方角=  (=南西をさす)
ひつじさる

の方角= 西

戌亥の方角=  (=北西をさす)
いぬい

 

子午線(しごせん)・・・南北線

卯酉線(ぼうゆう)・・・東西線

 

 

 

 『現代こよみ読み解き辞典』 編集:阿久根末忠・岡田芳郎 

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