今の時代、どうしても着物を着ていく場が少ないのは仕方がない。
着付け師範時代には、生徒さんたちの為によく、ちょっとしたパーティー
や食事会・お遊び会など、催して頂いたものである。
どちらかといえば、内気で引っ込み思案な私は、接待などとは程遠く
縁がないものと思っていたのだが、まさかパーティーの司会や進行係り
などやらされるはめになるとは、思いもしなかった。
場を盛り上げるためには先生方が率先して馬鹿にならざるを得なかった。
そのうち嫌でなくなったのには、自分のことながら驚いた。
「なんでもやればできるんだ。」
そんな確たる自信を勉強した時代、人として一廻り成長した時代だった。
今、かなりそれが役に立っている。と感じる今日この頃です。
さあ~てと 帯締めましょか。
今日は、ゆかた帯とは少し変わった細帯(半巾帯)結びを紹介します。
きものをドレス感覚で着たい時などに良いでしょう。
箔錦の名古屋帯や踊り帯を普通の帯の半分の巾に仕立てたもので、
帯結びも楽にできるので、海外旅行のパーティーにも便利。
七五三の祝い帯として織られている中幅の帯は、
振袖や訪問着などに向いているでしょう。
変わり一文字
『変わり一文字』のアレンジ
熨斗結び
『変わり一文字』 のアレンジは、左が文庫ふうに羽を下へ、
右が、片流しふうに羽を整えると良いでしょう.
ゆかた結びができれば、結構簡単にできるでしょう。