今は稼働していない古い自動販売機を見かけては記録にと写真を撮っている。扇町の旧道沿いには一台の古い酒類の自動販売機が残っている。 小田原市扇町の旧道沿い。昭和の頃からの商店が立ち並ぶ一角に今は稼働していない酒類の自動販売機が残っている。かなり前から把握していたが個人的に古い自動販売機のくくりにするのには少し中途半端な経年具合だったためブログの記事にするのを躊躇っていたが、そう感じて既に5年くらいは経っているので撤去される前にと記事にした。 もともとはサッポロビールの自動販売機だったようでサッポロのロゴがサンプルケース上部に貼られている。残念ながらほとんどのサンプルは欠損していて往時にどのような商品が販売されていたのかは分からず。 唯一サンプルケース内に残っているのが2ℓ瓶のサッポロジャインアツ。そういえば昔、花見なんかのときに良くこの瓶を見かけた記憶がある。サッポロジャイアンツは2003年に販売中止になったのでこの自動販売機も少なくとも12年前から稼働していないものと思われる。 お酒の自動販売機も規制が厳しくなってずいぶんと数が減ってしまった。扇町の旧道沿いは昭和の頃からの街並みが残っているが年々少しづつ移り変わっていっている。この古い自動販売機はいつ街角から無くなってしまうのだろう。
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