小田原周辺のマイナースポットや些細な出来事を少しずつ
小田原の端々



街角に忘れ去られたように置かれている古い自動販売機が好きで散策の折に見つけては写真に撮っている。先日、梅まつりに出かけた際に、田島の住宅街で古いタバコの自動販売機を見つけた。梅まつり会場に向かうため、普段は通らない田島の住宅街をたまたま自転車で走っていると一台の古いタバコの自動販売機があるのに気がついた。シャッターの閉まった商店の一角に清涼飲料水の自動販売機と、今は稼働していないタバコの自動販売機が並んで置かれている。隣に稼働中の清涼飲料水の自動販売機があるので、古いタバコの自動販売機はずいぶんと古く見える。残念ながらサンプルケースの中は空っぽだった。値札や商品名のシールによると最後に稼働していた際に売られていた銘柄はマイルドセブンが250円だった頃。マイルドセブンが250円だったのは1999年から2003年までなので、自動販売機が使われなくなってから15年前後が経過している。現在のタバコの自動販売機はタスポがないと購入できないが、古いタバコの自動販売機にはもちろんタスポ機能はついていない。現代の未成年はどのようにタバコを入手しているのだろう。タスポ導入前の古いタバコの自動販売機は私が把握しているのは市内に3台だけなのでなんとか末永く残ってもらいたい。

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