@ 夕空へわたしから差し上げるものがない 釈 応帰
*
give はこちらが他へ与えること。take はこちらが他からいただくこと。木の葉も掌も表と裏で構成されている。表裏で一体である。give の表と take の裏とは一体不離でなければならない。
*
受け取ること、いただくことがあまりにもあまりにもたくさんである。空気をもらう。光をもらう。空をもらう。山をもらう。時間を頂く。空間を頂く。愛情を受ける。保護を受ける。仏陀の教えを授かる。母を父を子を友を授かる。家族を与えられる。慰めと励ましを与えられる。
*
与えられてばかりだったということに気づくばかりだ。与えられてきた分のその1000000000000000000000000000000000000の1をもお返しをしたことがない。 take ばかりで、give がないのだ。
*
坂村真民さんの光という詩。正確には覚えていない。こんなふうな詩だった。
ひかる
ひかる
すべてのものは
ひかる
この世にあるものは
ひかる
ひかる
ひかる
ひからないものは
ひかりをうけて
ひかる
光ったと思ってもそれは届けられた光の反射である。わたしは発光源ではない。わたしは光の発電ができないことが知られてくる。
*
与えていない者は、与えられていることへの感謝しかないのだ。与えることができなかったことへの慚愧に震える。すまなかった、すまなかった、与えてきたと思っていたことがすべてわたしの傲慢だった、それが知らされてくる。
*
give はこちらが他へ与えること。take はこちらが他からいただくこと。木の葉も掌も表と裏で構成されている。表裏で一体である。give の表と take の裏とは一体不離でなければならない。
*
受け取ること、いただくことがあまりにもあまりにもたくさんである。空気をもらう。光をもらう。空をもらう。山をもらう。時間を頂く。空間を頂く。愛情を受ける。保護を受ける。仏陀の教えを授かる。母を父を子を友を授かる。家族を与えられる。慰めと励ましを与えられる。
*
与えられてばかりだったということに気づくばかりだ。与えられてきた分のその1000000000000000000000000000000000000の1をもお返しをしたことがない。 take ばかりで、give がないのだ。
*
坂村真民さんの光という詩。正確には覚えていない。こんなふうな詩だった。
ひかる
ひかる
すべてのものは
ひかる
この世にあるものは
ひかる
ひかる
ひかる
ひからないものは
ひかりをうけて
ひかる
光ったと思ってもそれは届けられた光の反射である。わたしは発光源ではない。わたしは光の発電ができないことが知られてくる。
*
与えていない者は、与えられていることへの感謝しかないのだ。与えることができなかったことへの慚愧に震える。すまなかった、すまなかった、与えてきたと思っていたことがすべてわたしの傲慢だった、それが知らされてくる。