<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

青空には意思がある。

2023年07月28日 18時57分33秒 | Weblog

悪いことばっかしをしているわたしである。だから、そういう人間は目に入れなくていいはずなのに、しっかり目に入れて下さって、にこにこして観ていて下さっている方がいる。青空様である。入道雲様である。青空には意思がある。入道雲には意思がある。こころがある。利他のハタラキを働いてくださっている。従って、パワーが宿っている。これはひとり青空や入道雲に限らない。大地様大海様も同じである。緑色をした山様、山の木々様、大地の草木様も同じである。みな無条件である。観るのに条件を付けられていない。差別がない。

そういうパワーににこにこして観られているわたしが、此処にいる。つくづく有り難いなあと思う。

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経典を読むと涙になる。

2023年07月28日 18時20分24秒 | Weblog

(観世音菩薩の)名を聞いてその菩薩の身を(心に思い)見て、心に念じて空しく過ごさざれば、能(よ)く諸々の有苦(うく)は滅するであろう。たとい害意興(おこ)って、大火坑(だいかきょう)に推(お)し落とされんに、彼の観音(菩薩)の(威神)力を念ずれば、その火坑(かきょう)もたちまちに変じて(水の静かな)池となるであろう。

妙法蓮華経 観世音菩薩 普門品(ふもんぼん)偈より。

経典は「わたしがあなたを救うぞ」と書いてある。「苦境に立たされても、必ずあなたを救うぞ」「恐がるな」「仏のわたしがあなたを導いているから安心していなさい」「あなたが生きているところは仏のいる世界である」と書いてある。さまざまな表現を駆使して、言葉巧みに口説き落としてある。猜疑心の根深いわたしの疑問が解けるまでくどくどとくどくどと解き明かしている。一巻全部、百巻全部を費やして、ただただ「あなたを救うぞ」と伝えている。

これが仏教に限ったことではないはずである。そういう救済する大きな大きなパワーが働いている世界に、わたしたちが暮らしている、ということだろう。経典を読むとじわりと涙になる。

「観世音」とは、「世の中に住んでいる人たちの苦痛の叫び(=声=音)を聴いて、それを感知して、大きく観て下さっている方」という意味合いが込められている。「菩薩」は「利他のハタラキをされている方」の意味合いである。アフガニスタンに赴いて救済活動をされた中村哲医師も菩薩様の一人であったと思う。

 

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特別視していることがある。

2023年07月28日 17時57分51秒 | Weblog

特別視していることがある。

もうずっと以前のことになるが、夢に大地の色をした大きな龍が現れて、ゆうらりゆらり空を舞って、やがてそれはオレの首の後ろの頸骨のあたりから、侵入して来て、ずずずずずんと音を立てて、オレと合体してしまった。

オレは苦しんでいるオレを助けに来てくれたんだと直感した。オレはその時分地獄一丁目にいた。毎晩毎晩、熱湯釜茹でにされて喚いていた。鬼以上の鬼になっていた。

龍がオレの龍神様になった。それからはずっとオレといっしょに行動を共にしてくれた。おかげで、オレはそれから長期間、地獄生活を体験することが出来た。オレは奇跡的に(まったくもって奇跡的に)自縄自縛の地獄から出獄することが出来た。一人だったらこうはいかなかっただろう。

夢に龍神を見た。龍神はずずずずと侵入しオレと合体した。それをオレは特別視した。龍が助けに入って来るだけの、重要人物のオレなのだ、と思うことにした。心強く思った。

こころを病んだのは43歳頃のことだから、かれこれもう35年が経過しているが、まだオレは龍神様といっしょの生活をしている。

鬱病は苦しい。その苦しい鬱病を患うことが出来た。患うことができるだけの能力があった、ということになる結果的には。しかし、それはオレの力だけではなかったはずである。

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ジタバタ劇をしないでいたいと思っている。

2023年07月28日 10時45分44秒 | Weblog

つまりは、意欲減退を起こしているのである。このままで十分だと思っている。じたばたせずに、静かにしている。

「それ以上」「もっともっと」があるはずなのだが、そこへはなるだけ足を踏み入れないことにしている。

「ここでいい」ことにする。此処で見る風景を、わたしの美しい風景としている。目移りをしないでいたいと思っている。

目移りをすれば、騒ぎがおきるだけだから。騒ぎは嫌だから。吸っている空気をおいしく吸うことに徹していたいと考えている。

老人になったので、じたばた劇をせず、できるだけ現状を肯定して、静かに老人らしくしているのが一番ふさわしい生き方のように思える。

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シーソーが止まっている。

2023年07月28日 10時33分25秒 | Weblog

これでいいとすると、これでよくなって、止まっている。シーソーが揺れない。静かになって止まっている。

此では嫌だ。もっとどうにかならないか、と思うと、シーソーはその思いの重力によって、調和を崩してしまう。

赤トンボが群れている。緑の庭の雑草のあたりを飛び回っている。それを僕は見ている。自然界と調和した美しい光景だと思って見ている。

空を飛ぶ赤トンボくらいではダメだ、とすると、途端に光景はくすんで来る。煤けてくる。おれは赤トンボくらいではおれの一日をよしとしないぞと凄み出すと、そこでこの光景は色褪せてしまう。

わたしは老人。雑多の欲望から離れていられる位置にいる。今現在に居合わせていられること、それをいまのわたしには過分なことだ、としていられる。

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黄金の時間を過ごしている。

2023年07月28日 10時23分36秒 | Weblog

此で其の儘、何にもしないでも、黄金の時間を過ごしている。生きている。死ぬべき時が近くなっているけれども、それでも生きている。わたしがどんなに無価値であろうとも、社会的貢献度がいかに低くても、それでも生きていられる。7月の青い空を見ている。脊振連山に湧き上がる夏の白い雲を見ていられる。たったいま黄金の時間を過ごしている。

それ以上を望む欲望があると、この黄金の時間は限りなく希薄になってしまう。わたしに欲望が強まらない限りは、希薄になることはない。今日ただいまの此処の地点を幸福に思っていれば、時間はそれでそっくり黄金に輝いている。

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冷房をするとお腹が直ぐに反応する。

2023年07月28日 10時18分16秒 | Weblog

お腹が弱い。すぐに反応する。冷房をすると途端に腹痛を催す。お腹に冷房拒否装置を施しておかねばならない。部屋にいるときも、車を運転するときも。困ったものだ。痛み出したらトイレに駆け込まねばならない。トイレが見つからないときには青ざめる。

暑い。昨日も気温が38℃にまで上がった。冷房が欠かせない。

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朝顔が咲いた。青い色のが3輪。

2023年07月28日 08時44分49秒 | Weblog

朝顔が咲いた。ベランダの鉢植えの朝顔が。青い色のが3輪咲いた。涼しげにしている。午前8時。部屋からそれを眺めている。うっとりしている。

地上は花を咲かせている。花を咲かせて地上を美しくしている。それを眺めている一人の老人がいる。老人は、それを宇宙の神秘のせいだと感じている。

朝顔が咲いた。それだけでもう老人は悦に入っている。自分へのこのプレゼントを、大きなプレゼントだと受け取っている。静かだ。風もない。日射しが明るい。

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