不満足がいろいろあります。いろいろいろいろあります。たくさんあります。
でも、不満足ばかりでもありません。満足もあります。
不満足の中で満足がきらりと光っています。
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満足も不満足もわたしのこころが天秤に掛けて相対評価して決めているものです。
相対評価の遊びは、まあ、いってみれば、児戯です。戯れごとです。
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わたしが今此処に居て息を吸って生きている、という絶対評価の土俵上で、相撲を取っている豆力士が満足と不満足です。
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不満足にこころを明け渡していいことは一つもありません。わたしのこころが湿っぽくなって黴を生やして腐っていくだけです。
わたしにころろはしかし、いつも二つの間を行ったり来たりしています。抜け出てしまうと言うことがありません。