翌日(2日目)は早々と7時にホテルをチェックアウトして稚内発7時30分のフェリーで礼文島へ向かいました。
旭川までの飛行機代をスカイマークを使って節約した分、2等運賃の倍以上する1等ラウンジに乗りました。
稚内では午後11時にホテルにチェックインして朝7時にはホテルを出たので、船の中でゆっくり休みました。
ちょうど、この便は利尻(鴛泊)経由でしたので、直通便より45分程度長い2時間40分の船旅でしたが、広々とした1等で快適に過ごせました。
11時10分に礼文島の香深港に到着。16年ぶりの礼文上陸です。
しかし、あいにくの天気・・・。雨こそ降っていませんが、低い雲が島の山々を覆っていました。
とりあえず、宿に荷物を預けて桃岩展望台へ向かいました。山道を登って行くにつれて、どんどん雲が迫ってきます。
桃岩展望台は霧の中で利尻富士どころか眼下に見えるはずの青い海も全く見えません。今回の旅のメインはここから見る美しい風景でしたので、がっかりです。
翌日、晴れることを願い気持ちを切り替えて花の写真を撮りました。
花の浮島と呼ばれる礼文島では標高の高い場所でしか見ることができない、高山植物を見ることが出来るのです。裏を返せば、それだけ自然条件が厳しいと言うことなのですが・・・。
タカネナデシコ(下の写真)やレブンウスユキソウ(上の写真)などの写真を撮りました。
レブンウスユキソウは礼文島を代表する花でヨーロッパアルプスのエーデルワイスの仲間です。
本来は桃岩展望台から歩いて1時間程度の群生地へ行かないと見ることができないのですが、香深から乗ったタクシーの運転手さんに桃岩展望台の近くで咲いている場所を教えて貰えたので、そこまで行かずに見ることが出来ました。
香深までの帰り道は、ひたすら下り坂ですので歩いて戻りました。