AKKOMAMのMEMORANDUM

穏やかな時間の流れを楽しみながら...

北海道の旅 <2>

2012-10-16 16:09:12 | Weblog
前夜は酔いに疲れもあり、熟睡したので、早朝より目覚め、
ナイトテーブルのスイッチボタンでカーテンを開けてみると、
眼下に広がるまだ暗い海のあちこちに漁り火を見つけたときは感動でした。
オーシャンビューならではの光景に出会ったのです。

      

      

部屋からの眺めは漁り火ではじまり、
明けいくほどに漁り火は海に溶けていくように
目立たなくなり、対岸に望めるのは長万部あたりだろうか、
青い海と緑の陸の境界線にちらちらと灯りが見えはじめた。

ひときわ高く山の上に聳えるホテルの部屋から眺める右側の山々は
まだ霧に包まれていて、幻想的な眺めはそれは見事なものでした。
部屋に入ったときにテーブルの上にはすでに明日の天気の予想表が置かれ、
晴れマークにチェックが入っていたので
期待していた通りの一日になりそうでした。

団体客の朝は早いらしく、ホテルのぐるりを散歩しているときには、
もう出発支度をした人たちが朝食に集まってきている。

   目の前に聳える羊蹄山

  洞爺湖に浮かぶ中島

サミットのときに各国要人が集って記念撮影をしたテラスには
それぞれの立ち位置にプレートが埋まっている。

  時の福田首相

   ドイツのメルケル首相

代表して二名のネームプレートだけ撮ってきました。

朝食は和食、洋食、和洋食とに分かれていて、好みのレストランを選べる。
残念ながらすっかり撮るのを忘れてしまい、隣の席の方がさかんにシャッターを
押していたので、同じものをチョイスしていた私、撮らせていただこうと
思ったが、娘に目で制されたので断念! 
ちなみに洋食で温野菜とソーセージの組み合わせで
白い角皿にきれいに盛り付けられていて素敵!
だったのに...でした。

チェックアウトは12時です。その理由がよくわかります。
このホテルはゆっくりのんびりと景色と雰囲気をあじわうホテルであって、
朝のロビーではハープの生演奏が流れ、
ゆったりとソファ~で静かに聞き入る人が多いのです。

 

  この景色を眺めながらハープを聴いて

  レイクビューからの外観

一泊しかしていませんが、流れる時間の豊かさと
いつまでも眺めていて飽きない景色と
隅々まで気配りが行き届いている大人のホテルでした。

心を残しながら、ゆっくりと紅葉や、見晴らし台などからの眺めを楽しみながら
車は小樽に向かって山道のカーブをいくつもいくつも辿りながら走ります。
今夜は小樽泊まりです。
コメント (4)
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