今思い出しても身体が震えるぐらいの激痛のなかからの日々をあえて思い出そうとしても
どう過ごしての今日があるのかは途切れとぎれにしか思い出せなくなっている。
それほどの辛い日々をかさねて今日になっている。
昨日、はじめて杖をバッグに折りたたんで、電車で二駅先の駅まで用事があり出かけてきた、
陽ざしは柔らかく暖かいのが勇気を出して行ってみようと思わせてくれたのかも・・・。
先ずバス停まで、以前より早くエントランスを出て歩きはじめたけど、なんだかおぼつかないような、
杖を持たない右手のほうに身体が傾いているような気がしてならない、でもゆっくりゆっくりと・・・。
バスに乗るときは前に並んでいた知人がそっと手を添えてくださった!!
下りのエスカレーターでは大丈夫!上りはエレベーターを利用する。
二つ先の駅から先は歩いている人の数は多くても、少し慣れてきたのかそれほど緊張はなかったけど、
用事を済ませたらもう帰りたくなってきて気持ちを落ち着かせるために<珈琲館>でひと休みして
戻ってくる。 マンション前のバス停で降りたときはホッとして歩みをとめて空を見上げる。
河津さくらが咲き始めていて見上げている人、カメラで撮る人、そしてひと息の私。
ようやく杖に頼らなくて帰ってきた今日は<杖なし外出できた記念日>と呟きながらエントランスを
入る、午後はパラリンピックの応援をしながら明日からも杖なし練習と筋トレを頑張らなくっちゃ!!
理学療法士が右足膝屈折一日100回!!って言いながら施術している、この頃回数増したみたい。
あとひと月予約を入れてある、昨夜は湯舟のなかで60回まで頑張った!
家での動きのなかで不自由はなくなったけど筋肉が衰えているので、立つときは両手の支えがいる。
ベランダ下の斜面に咲いている河津桜か熱海さくらか?