7月22日の午前中の予定は有楽町駅に近い
銀座教会1階で開かれている
手仕事 <妙> 浦野妙子さんの個展にうかがう
予定をしていました。
前の晩に振り替え休日が金曜日にもらえたので、との
メールが娘からあり、<それでは帰りに寄りますね>と
返事はしておいたのです。
個展はおひとりで袋物、帽子、創作人形、などを製作され、作品が
壁などに飾られ、古い布をいかしての小物など、どれも品よく素敵に
仕上がっていて、お人柄と豊かな感性を感じながら、説明も
うかがいながら楽しませていただきました。
そして、三越地下でパンなどいろいろ見繕って娘宅へ。
<ねえ、箱根へ行って一泊するの、どう?>
私は娘の運転で夕方には家に帰るつもりなので、なにも用意して
いないし、家中の窓も細めながら開けてきているし...。
<雨は降りそうにないから、大丈夫よ!すべて私が支度するから>の
言葉に用意してきたパン他も積み込み、ワインなども持って出発!!
先ずは東名高速に乗って目指すは出かける前に予約していた
<ザ・プリンス箱根> 道もすいていて快適に車は進みます。
夕食も芦ノ湖畔の<La Terrazza> こちらも予約しておいた。
車はホテルの駐車場にとめて、タクシーに乗り換えて、夕暮れの
芦ノ湖畔のお店へ、イタリアン レストランなのでフランクに食事を
楽しむ人が多く、食事の前に帰りのタクシーの予約をしておく。
富士の姿が
暮れなずむ湖と夏富士の姿に言葉少なく、ひんやりとした空気と
ゆったりとした時間の過ぎていくのを感じながらの二人だった。
デザートは外のテラスでいただいくことをお願いしたが、さすがに
長袖姿の私たちでも<寒いわね>と言葉をかわすほど。
戻って、温泉にはいり、持参したワインを楽しんで夢の世界へ...。
23日土曜日も爽やかに晴れて、部屋のバルコニーで持参したパンと
オレンジジュース、三越地下で求めた松露の玉子焼きなどで、のんびりと
風は穏やかで爽やかな空気が流れて、湖面に浮かぶ白いボートの姿が
一幅の絵のようにさえ見えてくる朝の湖面風景でした。
今日は昨日こちらに来てからパンフレットで見つけた<クレマチスの丘>へ
行くことになりましたが、その前に珈琲が飲みたくて<ラ・テラッツア>の
テラスへ...
まだ、人の姿もまばらなテラスには子犬を連れて散歩がてら朝食を楽しんでいる
二人連れが三々五々見受けられるだけで椅子から立ち上がるのが惜しいような
時間の過ぎ方ですが、車は途中の<箱根関所見学>を私の希望ですることに
なり、ガイドの説明を45分も聞きなが靴を脱いで奥までのすべてを見学する
ことが出来たりで、階級の差や昔の旅の厳しさに思いを馳せることしばしでした。
さあ、次は<クレマチスの丘>を目指して車を走らせることに。
場所は静岡県駿東郡長泉町となっている。
思いつき旅の興味は地図や標識をたよりに知らない道を富士を
眺めながらただただ走っていくのです。
案外簡単に考えて出かけてしまいました。
が、なんといっても<銀座>へ出かけた
ままの格好でしたので、靴などは
ヒールのあるままで、ちょっぴり大変でした。
一番気軽に出かけられるのはやはり娘ですね。
興味の示す方向が似ているのかも...です。