沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「虹の戦士号」辺野古・大浦湾の航行を却下

2015-11-07 12:03:55 | 日記

 11月1日に那覇港に入港した国際環境グリンピースの「虹の戦士号」の辺野古・大浦湾の航行申請を日本政府は却下しました。1週間にも及ぶ海上保安庁との話し合いと入念な打ち合わせをしていたにも関わらず、明確な理由も示さずに却下しました。虹の戦士号の停泊場所は制限区域から1キロも離れた場所だったそうです。05年、07年のときは1~2日に許可がおりていたのに明らかな妨害行為です。
 虹の戦士号は国土交通相に行政不服審査請求を提出するそうです。

以下、多くの人に読んでもらいたいので、メールを公表します。

みなさんにささえられて、虹の戦士号は11月1日に沖縄・那覇港に入港しました。 
しかし昨日4日、内閣府は虹の戦士号の辺野古・大浦湾海域での航行申請を却下。1週間にも及ぶ手続きと海上保安庁との入念な打ち合わせにもかかわらず、却下の明確な理由さえ明らかにされませんでした。 
虹の戦士号は、世界で起きている最も深刻な環境破壊の現場で、そこで起きていることを世界中に発信することを使命とした船です。もし辺野古・大浦湾での工事が本当に"正当"で、"環境への影響がない"というのであれば、なぜ虹の戦士号の航行を却下する必要があるのでしょう? 
大浦湾の『命の海』を守りたい。それは、18カ国から沖縄までやってきた19人のクルー全員、共通の願いです。

  虹の戦士号船長、マイク・フィンケンからのみなさんへのメッセージをお伝えします。 

3歳になったばかりの息子のために、わたしは辺野古のジュゴンを守りたい。 
もちろん、息子はわたしが航海に出ることをいやがる。 
だが彼こそが、世界の美しさと尊厳を守るために、わたしがここにいる理由だ。 
インドネシアの森林を燃やし、グリーンランドの氷河を溶かし、わたしたちの小さな惑星は危機に瀕している。それなのに、人間は武装という手段で互いを脅かしあっている。 
飢餓や教育不足に苦しむ人々がいるのに、なぜ戦争に投資するのだろう。 
平和こそが最大な防御だ。武力は不変の平和をもたらしたりはしない。 
 恐怖心から、人間は母なる地球を支配しようとしている。 
沖縄のジュゴンに残されたわずかな生息地を奪い、生物多様性を壊そうとしている。 
 命を祝福し支えあうべきなのに、なぜわたしたちは武装しなくてはならないのだろう。 

ジュゴンのために。 
それが虹の戦士号の使命だ。 
   虹の戦士号船長 マイク・フィンケン 


 命の海のため、ふるさとのため、平和のために闘い続けている沖縄のみなさんに、あなたも虹の戦士号のクルーと一緒に、いま声を届けてください。30秒でできます。 
 もう参加された方は、いますぐお友だちや周りの方にシェアしてください。 
 https://mail.google.com/mail/u/0/?tab=wm#inbox/150d730880fff99f
7日(土)23:59までです。