沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「沖縄スパイ戦史」の上映会です

2019-02-08 09:43:26 | 日記

 2月7日、大井町で「沖縄スパイ戦史」の上映会と「『普天間5年以内運用停止』はどうなった」の情宣活動を行いました。
 
 1944年3月26日の慶良間諸島、4月1日の沖縄島への米軍の上陸後、住民を巻き込んだ地上戦は、6月23日の降伏までの3か月間に沖縄住民の4人に一人が犠牲になった地獄のようなイクサでした。今、子や孫に、あのような地獄のような戦争をあじわわせたくない!と辺野古ではオジーオバーたちの基地反対の座り込みが続けられています。

 6月23日の降伏後も、沖縄北部ではゲリラ戦やスパイ戦が繰り広げられ、何人もの人が犠牲になっています。「沖縄スパイ戦史」では、なぜ降伏後もゲリラ戦やスパイ戦が行われたのか。丹念な聞き取りを積み重ねて、工作員養成機関「陸軍中野学校」出身の42名の存在を明らかにしました。名前や身分を隠して地域に入っていった工作員たちによって、どのように子どもたちがイクサに巻き込まれ、住民が殺されていったか・・・・その実態を描いたドキュメンタリー映画です。その映画を見て、今の沖縄、今の日本について考えていきたいと思います。

   「沖縄スパイ戦史」の上映会
    *日 時  2月15日(金)6時開場 6時半上映開始
    *場 所  大井町駅東口「きゅりあん」6階大会議室
    *入場料  1000円(中学生以下 無料)

  ぜひ、見に来てください。


 また、5年前、当時の仲井真知事に安倍総理は「世界一危険な普天間基地は5年以内で運用停止する。できることはすべてやる」と約束し、閣議決定までしました。そして約束の運用停止の期限は、2月18日です。この間、安倍総理はアメリカに対して何か交渉したでしょうか。「運用停止」は全くの実効性を伴わない詭弁でしかありませんでした。
 今、「辺野古の海を土砂で埋めるな!首都圏連絡会」は2月17日の新宿アルタ前行動を起点に沖縄の住民投票の2月24日までを「普天間の運用停止」「辺野古の土砂投入やめろ」などのキャンペーンを取り組みます。地域や職場、そしてできる範囲でそれどれ工夫した取り組みを訴えています。
 ともにキャンペーンに取り組んでいきましょう!