11月4日、11月とも思えない暑い日差しのなか「辺野古新基地建設に反対するオール沖縄と連帯するブルーアクション」に参加しました。
10月30日の代執行訴訟口頭弁論で、玉城デニー知事の沖縄の県知事としての民意を訴える弁論は多くの人の胸をうちました。しかし、それをいとも簡単に即日結審。判決は追って知らせるという。
スタンディングのリレーアクションでは、代執行訴訟を強行している政府への怒りの発言が続き、沖縄県民とともに「代執行許せん!私たちも絶対あきらめない!ともにたたかっていく」「イスラエルのガザの人々の虐殺は許せん。即時停戦せよ!沖縄を絶対に戦場にさせてはならない」「沖縄差別だ。民意を踏みにじるな」など発言が続きました。
通りゆく人たちは、チラシを受け取り、応援してくれる人も多くいたが、なかには「中国が攻めてきたらどうする。軍事要塞化するべきだ」と抗議する人もいて「中国はせめてこない。隣国とは平和外交するべきだ。かって、日本が中国を侵略した歴史を知っているのか。直視するべきだ」と反論すると、捨て台詞をはきながら去っていく人もいました。
いつものようにエイサーあり、おきなわわらべ歌ありのスタンディングでした。その時の沖縄の情勢など記したいつも配る簡易チラシは日本語と英語の両方をつくり配布。外国の人もチラシを受け取り、エールを送る人もいてうれしかったです。70人の参加でした。
11月3日、暑い日差しのなか国会正門前で「憲法大行動~つなごう憲法をいかす未来へ」の集会に参加しました。
主催者の「憲法公布77年、政府のイスラエルガザへの対応への批判、平和構築への必要など訴え、改憲決議に反対し、平和憲法を守り抜こう」とあいさつ、その後、社民党や立憲民主、れいわの党などの発言が続きました。沖縄からは、沖縄の風の高良さんが、与那国島や石垣島、宮古島、沖縄島などで進む軍事要塞化の実態や昼夜問わずに強行されている軍事訓練の実態など、戦争の前面にたたされている危機的状況が報告され、平和憲法を守り抜き、戦争に反対の声をあげていこう!と訴えた。
また、沖縄の代執行の弁護をしている加藤さんが代執行提訴の国の不当極まる対応を批判。玉城デニー知事の法令違反・著しく公益を害する・ほかに手段がないなどの代執行の要件すらまったく満たしておらず、知事の不承認は法令違反ではなく、県民の公益を守り、これまで何度も国との対話を求めている。普天間基地の一日も早い危険性の除去の主張も、辺野古新基地の完成までどれほど時間かかるかわからない状況で、危険性の除去という主張は全くでたらめである。不承認でたたかっている知事をささえていこうと訴えた。
ほかに憲法学者や汚染水放出や原発再稼働に反対している市民グループなどから発言が続いた。
最後に、憲法反対のアピール行動やデモへの参加が呼びかけられ「憲法改正許さない」「改憲決議反対」「辺野古新基地反対」「南西諸島の軍事要塞化許さない」「戦争反対」などシュプレヒコールで終了。4000人の参加でした。