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沖縄のたたかいと連帯する東京南部の会

辺野古新基地・高江ヘリパット建設反対。東京南部の地で、尊厳をかけて島ぐるみでたたかっている沖縄の人々と連帯していきます。

「南西諸島を戦場にさせないために」山城さん講演を聞いてきました

2022-11-24 15:15:50 | 日記

 11月22日、カムカム新蒲田で開催された沖縄連帯東京南部集会「南西諸島を戦場にさせないために」の山城博治さんの話を聞いてきました。
 台湾有事をあおり、今にも中国が攻めてくるかのように南西諸島を軍事要塞化し、軍事訓練が行われている沖縄の実態を浮き彫りにした。「中国がせめてくる」は米国の戦略であり、沖縄を戦場にし、米国は逃げる作戦である。日米とも「中国・台湾は一つの中国」と認めており、台湾問題は中国の内政問題である。絶対に沖縄を戦場にしてはならぬ・・と山城さんは訴えた。途中「ひめゆり部隊」の歌を歌った。拍手が沸いたが、私は涙した。戦場に駆り出された女学生の死と向き合わされた歌である。
 つい最近行われた日米共同統合演習(キーン・ソード23)についても話された。自衛隊2万6千人、米軍1万人の最大規模の戦場を想定した実戦演習であった。台湾から110キロしか離れていない与那国での106ミリ砲搭載の装甲車を走らせ、初めて米軍が参加しての軍事演習であった。シェルターの話もあるが、自衛隊と米軍のためのものであろう。かっての沖縄戦のように住民は追い出すつもりでしょう、絶対に戦場にしてはならないと山城さんは訴えた。
 辺野古の弾薬庫の拡張工事などの状況も話され、辺野古は米軍基地ではなく自衛隊基地になる。米軍の機関紙にあるように中国のミサイルの発達により、嘉手納基地も脆弱、F15戦闘機の退役にともなって固定配置はせず、ローテーション配置になっていくでしょうと言われた。
 最後に会場からの質問に応え、なんとしても連帯して戦争をとめていこうと確認して終了。150人の参加でした。


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