滋賀県甲賀市甲南町森尻にある矢川神社。
創建は天平年間、聖武天皇の紫香楽宮造営の時と伝えられてます。御祭神として大己貴命矢川枝姫命(やがわえひめのみこと)をお祀りしています。
戦国時代には甲賀郡中惣(甲賀忍者の興りである甲賀武士の自治組織)の集会場所としても使われたころから甲賀郡中惣遺跡群のひとつに指定されてます。
大鳥居を取り囲むように植えられている赤く色付いたモミジが見事ですね~
この日は天気も良かったので、近所のモミジが綺麗な場所を求めて、近所の社寺をぶらっと巡ってみました。
天台宗補陀落山 檜尾寺(ひのおじ、滋賀県甲賀市甲南町森尻)
大師が根本中堂建築のための用材を求めてこの地を訪れた時、大蛇が木々を焼き、人々を苦しめていることを知りました。大師が千手観音を彫り修法したところ、大蛇は雲煙となって消えたことから、千手観音を祀って補陀落山 火尾寺と称したことがこの寺院の興りと云われています。
オレンジから赤へのグラデーションが綺麗なモミジが境内にありました。
檜尾寺の横には檜尾神社もあり、神仏習合の形態を今に残しています。
紅葉をバックに咲く10月桜が何とも不思議な感じ。。。
滋賀県甲賀市甲賀町油日の油日神社(あぶらひじんじゃ)。
創建年代は不明ですが、用明天皇または天武天皇の時代と云われています。また、聖徳太子が社殿を建立し、油日大明神を祀ったという伝承もあります。
甲賀の総社、甲賀地域随一の名社として信仰され、中世には甲賀武士団が聖徳太子を軍神として崇め、ここも甲賀郡中惣遺跡群のひとつに指定されてます。
3月に放映されたNHKの『ブラタモリ』でも、甲賀忍者の集会所として紹介されてましたね。
JR甲賀駅前の忍者像も紅葉をバックに佇んでいました。
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