6月
滋賀県平和祈念館(滋賀県東近江市)
滋賀県平和祈念館は、滋賀県における太平洋戦争の記録の蒐集や戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶ県立の施設で、2012年に開館しました。
2023年に東近江市五個荘竜田町の建設現場から出土した旧日本陸軍の戦闘機「飛燕(ひえん)」のエンジン。
戦時中、八日市市(現 東近江市)には陸軍八日市飛行場がありました。八日市飛行場の飛燕のエンジンが何らかの事情で運ばれ、埋められたと考えられてます。
滋賀にゆかりのある人々から寄贈された戦争体験談や資料・遺品の展示コーナーでは県民が体験した戦争の記憶を知ることができました。
「戦時中、田や畑の仕事は子守りをしながら私一人でしました。お腹がふくれるものを作れちゅうので、サツマイモやジャガイモを作りました。せやけど、それも供出せえと・・・。私らは残ったクズのようなもんばっかりやった」
これは切なすぎる
戦地へ赴く若者を壮行する出征幟(出征旗)
これもあかん・・・明るく晴れやかなデザインがかえって悲し過ぎる
平和祈念館は、イデオロギーにかかわらず、色んな人に見て欲しい施設でした。頭で考えるより、展示されてる戦争当時の資料は生々しく、戦争の愚かさと平和の大切さを何より雄弁に語りかけてきました。
旧水口図書館(滋賀県甲賀市)
滋賀にゆかりの深い建築家で実業家のヴォーリズが設計し、昭和3年に竣工。昭和45年まで水口町立図書館として活用され、その後に国の文化財建造物として登録されました。
ヴォーリズは、明治38年(1905年)にYMCA(キリスト教青年会)派遣の英語教師として来日し、滋賀県立商業学校(現 滋賀県立八幡商業高校)で教鞭をとりました。さらに、滋賀県内で伝道活動を始め、それを支える資金を得るために建築事務所「ヴォーリズ合名会社」を興し、これが現在の近江兄弟社グループとなりました。
もりやま芦刈園(滋賀県守山市)
雨の合間をぬって、妻と滋賀県守山市にある『世界のあじさいの殿堂 もりやま芦刈園』に行ってきました。
日本紫陽花50品種5,000株と西洋紫陽花50種5,000株が咲き誇るもりやま芦刈園は滋賀県内でも有名な紫陽花の名所です。
芦刈園は守山市シルバー人材センターの事業で、お年寄りの方々が管理されています。
これだけの紫陽花を毎年綺麗に咲かせるためには大変なご苦労があることと思います。
前回来た時は大渋滞で、途中で諦めて帰ってしまいましたが、今回は開園時間前に到着したから、スムースに駐車できでゆっくりと園内を散策することができました
過去記事<2024 お気楽行楽記総集編(16)>
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