日経トレンディ 2022年ヒット予測 ベスト30
21位 「紙製ボールペン」
昭和の頃から「紙製ボールペン」はあったが、それは「芯」の部分以外が紙製というものだった。
しかし、三菱鉛筆は紙で構成されたインク収容管を使用したボールペン用リフィルの開発に、世界で初めて成功した。日本製紙、昭和丸筒の協力によるもの。
3層の独自の開発紙と最外層のパーチメント紙で構成した全4層構造。使用するインクの浸透性、ガスバリア性などインクに関わる特性と、紙管の機械的性質である反発力や、巻き強度などに対してテストを重ね、構造を検討した。
その結果、インクが長期間リフィル内にあってもインク漏れ、インク染み出し、巻き形状のほつれなどが発生せず、形状を維持することが可能な構造を実現した。紙を使用することで、従来のリフィルとの比較で、プラスチックを約88%減らしている。
インクは、油性ボールペンのインク「ジェットストリームインク」を搭載。インク量はジェットストリーム スタンダード(SXN-150系)リフィルの約1.6倍で、従来品に比べて長期間使える。
*Impress Watch より
ただ、社内展示会に「技術参考品」として出品されただけで、発売は未定。
他社も開発に乗り出しているという噂もあり・・・どうなるか?
個人的予想・・・判断不能
やはり発売未定であり、価格も不明。これを「ヒット予測」としてラインナップするのはいかがなものか?