「不信任決議」
大阪の某市長に対する「不信任決議」が可決された。
「不信任決議と首長の失職」
地方自治法178条では、地方議会の議員の3分の2以上が出席して4分の3以上が賛成すると不信任決議ができる。
首長は通知を受けてから10日以内に議会を解散することができ、議会を解散しない場合、または、解散後の初めての議会で3分の2以上の議員が出席し過半数が賛成し、再び不信任決議され通知があった場合、首長は失職するという規定がある。
*https://www.nhk.or.jp/politics/kotoba/89876.html より
つまり「2度」の不信任決議を受けて失職となった。
ただ、新市長選挙に出馬するとか・・・
なぜ「2度」も不信任されたのか?
1度目は「女性との不適切な関係による市政混乱」によるもの。
ここで辞職すればよかったのだが、市議会を解散して自分だけは残った。
で、市議会選挙は約1億円の費用がかかった。
それを新しい市議会は「無駄な費用支出」として「1名を除く全員一致」で不信任決議に。
この1名というのが「市長の妻」。親族は決議参加できないため、議場退出を余儀なくされた。
で「市長選挙」が50日以内に行われる。その費用が約5千万円。
としても、どこかの知事じゃないけど、再選されるなんてことあるのかも?
どっちにしろ「政治に無関心?未成熟?」な自治体なのが原因か?