「卒業式」
3月17日は、堺市立中学校の「卒業式」が行われる。
学校は2月から3月にかけて「卒業式」が行われるが、地域によってもまちまちなので、各地で行われる卒業式はいつなのかよく知らない。もしかして北国と南の方ではかなり季節感が違うのかも?
小学校の時はなんとなく卒業式を終えた。公立小学校から公立中学校への進学だったから、殆どの卒業生が同じ道に進んだ。
ただ、中学校からは「人生の岐路」が待ち受けていた。
私は私立高校の受験に失敗したもんだから、公立高校に賭けていた。ただまだ進学する高校も決まらぬままの「卒業式」。日程がおかしくないかい?なんて思った。
その後、無事進学する高校も決まったが、殆どの友にどこの高校に行くのか報告もできずに慌ただしい「春」を迎えたように気がする。
高校の卒業式は、とても思い出深いものとなった。
殆どの男の友人たちは、既に「浪人」を決めていた。一足先に、あまり気の進まない大学に進学するうしろめたさがあった。まぁこれも「自分の人生」だと諦めての進学だった。
大学の卒業式は、とんでもなくつまらないものとなった。
友人の何人かは「留年」を決めていたから。ほかの友人も「どの会社」に就職するのか知らないままだった。
私は夏には「内定」をもらっていたから、「卒論」を提出するだけでなんとか4年で卒業。それも中途半端なものになったが。
「あの大学」は何のためだったのか?なんてその時は思っていたが、立派に「大学生という身分保障」された上で「たくさんの社会経験」を積ませてくれたありがたい大学であった。
頭が悪く、勉強嫌いだったが、たくさんの「経験」と「(勉学ではない)勉強」をたくさんしたんだと今では思っている。
「卒業式」は、小学校から中学、そして高校、大学と「学校を卒業」するというイベントなんて簡単には思えない。
「卒業式は人生の大きな岐路-節目の大切な儀式」のように思う。
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