「RAU-RAU-G HAITETSU(らうらうじ ハイテツ)」
「この製品実は……」誰かに話したくなる愛された車両の新しいカタチ。
廃棄される物に新たな価値を与えて再生するアップサイクル。そんなアップサイクルを得意とする企業が、サンワードだ。同社はこれまでにも規格外消防用ホースを用いた小物の製作など様々な取組みに挑戦してきた。
「RAU-RAU-G HAITETSU」は、そんな同社とOsaka Metroの「廃車再生プロジェクト」の取組みの一環で誕生した。再生するのは、約30~40年活躍してきた車両。同社は、車両連結部の蛇腹「貫通幌(かんつうほろ)」やつり輪を使用することを発案。
長年走り切った証として傷や汚れが目立つ車両部材。そこから使える部分を選んでしっかりと洗浄した後、型取り、縫製をしていく。特殊な素材の縫製を可能にしたのは、長年培った同社の技術力だ。
バッグの持ち手にはつり輪、底生地には貫通幌を使用し、一目で電車の部材を使っていると分かる仕上がりだ。ショルダーバッグとトートバッグの本体は、Osaka Metroの各路線カラー8色を展開。また、切符をモチーフにしたブランドタグにするなど、「ものづくりを通して笑顔いっぱいの社会に貢献する」という企業理念の通り、遊び心溢れるアイデアがちりばめられている。
ブランド名の「らうらうじ」とは、日本の古語で「清らかで美しい」という意味。捨てられるものを回収、再生して清らかで美しい地球を取り戻そうという意味が込められている。
長年愛され続けた車両たちが、引退後も手に取った人を笑顔にしていく。
ショルダーバッグのフロント部分にはつり輪を配置。パーツの重みで自然とフタが閉まるほか、開けるときに掴みやすいというメリットも。トートバッグは持ち手がつり輪なので、持ち歩くだけで電車気分を味わえるのも一興。
各製品には、切符をモチーフにしたブランドタグがつけられているのも遊び心を感じる。使用した車両が走っていた路線の代表的な駅、発売年月日、シリアルナンバーが記載されている。「馴染みのある駅が書かれていると親しみやすい」と人気。
サンワード株式会社 大阪市天王寺区生玉町2番3号 小出ビル2F
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/2103/ より
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます