「蘇丹 スーダン」
スーダン共和国(アラビア語: جمهورية السودان、英語: Republic of the Sudan)、通称スーダンは、北東アフリカに位置する共和制国家である。首都はハルツーム。国境を接する隣国は北がエジプト、西北がリビア、西がチャドと中央アフリカ、南が南スーダン、南東がエチオピアとエリトリア。東側は紅海に面しており、その対岸側にはサウジアラビアがある。
アルジェリア、コンゴ民主共和国に次いでアフリカ大陸で3位の面積を有する。2011年7月に南スーダン共和国が分離独立する前は、面積250万5813平方キロメートルとアフリカ大陸最大の国土を有していた。
正式名称はアラビア語で、جمهورية السودان(ラテン文字転写 : Jumhūrīyat as-Sūdān; ジュムフーリーヤト・アッ=スーダーン,つなげ読みするとジュンフーリヤトゥ・ッ=スーダーン)。通称は、السودان(as-Sūdān; アッ=スーダーン)。
公式の英語表記は、Republic of the Sudan。通称、Sudan ([suˈdæn, suːˈdɑːn])。
日本語の表記はスーダン共和国で、通称はスーダン。漢字表記は、蘇丹。
1899年 - 1956年 英埃領スーダン
1956年 - 1969年 スーダン共和国
1969年 - 1985年 スーダン民主共和国
1985年 - スーダン共和国
「スーダーン」はアラビア語で「黒い人」を意味する言葉を原義とし、元来は北アフリカのアラブ人たちからみて南に住む黒人の居住地域、すなわち西アフリカから東アフリカに至るまでのサハラ砂漠以南の広い地域を指す地域名称で、国名としてのスーダンと区別するため「歴史的スーダン」ともいう。国家としてのスーダンは、地域名としての「スーダン」の東部を占め、歴史的には東スーダーンと呼ばれた地域に当たる。南スーダンの独立後、スーダン共和国を指して「北スーダン」と呼ばれることは稀だが、二国間関係を表す際に「南北スーダン」とする表現はよく見られる。
アラビア語(スーダン方言)と英語が公用語。ヌビア語など非アラブ民族語も広く話される。
2005年の現行憲法は公用語について以下のように定めている。
第八条
1.全てのスーダン固有の言語は国語であり、敬意をもって扱われ、開発され、普及される。
2.アラビア語はスーダンで広く話される国語である。
3.アラビア語は国家レベルで主要な言語であり、英語は国家政府の公用作業言語にして、高等教育における教授言語である。
4.英語とアラビア語にくわえ、地方議会においては、それ以外の国語が追加の公的作業言語として受け入れられなければならない。
5.政府と教育のいかなる段階にあっても、英語とアラビア語の使用に差別があってはならない。
*Wikipedia より
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