「PLANT POT HACHI(プラントポット ハチ)」
植物の癒しをもっと身近に。八尾の町工場から新たな暮らしの提案。
キッチン用品を主に製造してきた八尾市の町工場が、「植物をもっと暮らしのそばに」をコンセプトに作ったのが、アルミ素材でできた室内用植木鉢「HACHI」。鉢と受け皿を一体化させた二重構造のスマートな見た目ゆえ、デスク周りや食卓の上など、より身近な場所に置いても違和感なく馴染む。
本来、植木鉢は外での使用を目的としているため、底から排水できるような作りになっている。そのため室内で使用する場合は、下に受け皿を置かなければならない。しかし本製品は室内使用を前提に設計。タンブラーなどの保温性を高めるために用いられるダブルウォール構造を応用した二重構造を採用し、「鉢」と「受け皿」を一体化した。2つのパーツを一体化させる形状は、同社にとって初めての挑戦。昔から製造してきた急須やフライパンの製造技術を応用しながら試行錯誤を繰り返し、今の形で実現した。
さらに鉢の上部には、植物が葉や茎だけでなく根からも呼吸できるようにと33個の穴が開けられている。「通気口としての機能を満たす穴の数量、加工の上で無理がなく、外観として嫌じゃない配置。沢山のパターンを考えて、試作に何度もトライしました」と代表の藤田氏は話す。
同社が新ジャンルに踏み出そうとしたとき、長年に及ぶ経験と知識が新たな暮らしの一面を生み出したのだ。
2つのパーツが一体化していて、素材もアルミで軽量なため、デスクやダイニングテーブルなど、自分が過ごす場所に片手でサッと持ち運べる。サイズも2号(内径6cm)と3号(内径9cm)のミニサイズの展開なので、モノが増えがちな作業デスクなどにも置きやすい。
内側では植物と土を、外側では余分な水を受け止める構造のため、土や汚れが表に露出しにくく、また溜まった水は簡単に捨てることができる。表面は耐食性を高めるアルマイト仕上げを採用しており、清潔感のある佇まいに。
藤田金属株式会社 大阪府八尾市西弓削3丁目8番地
*https://osaka-sei.m-osaka.com/product/2107/ より
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