「シャキシャキ食感とほろ苦さが魅力!ふき 〜愛知・知多半島〜」 2024年3月18日
シャキシャキ食感とほろ苦さが魅力の“ふき”。数少ない日本原産の野菜のひとつで、奈良時代から栽培されていたという。ふきの出荷量全国一の愛知県で、ふきの魅力を探る。
春の山菜“ふき”。そのなかでも最も多く流通しているというのが「愛知早生(わせ)ふき」という品種。食用となる部分が太く、きれいな淡緑色。香りが高く、みずみずしい。やわらかく、それでいてシャキシャキとした食感も楽しめる。愛知県で一番の産地・知多半島では、ビニールハウスを使って栽培されている。ハウスのなかには背丈が1mを超すふきが立ち並ぶ。ふきの「うまいッ!」のヒミツやふきを使った絶品料理を紹介する。
「うまいッ!」の秘密
ふきは湿気のある場所を好み乾燥を嫌うため、湿度の管理はとても重要。小野さんはハウスの中の湿度が40%を下回らないように、天気を見ながら換気や水やりをします。また、土が乾燥しないようチップを敷く工夫も。
ふきは株分けで増やしていきますが、最初の株には、“ウイルスフリー”というウイルスに感染していない、特別に培養されたものを使います。芽を切り取って増やしていくことで、健康な苗がたくさん育ちます。
「ふきを使った料理レシピ」について
「ふきの煮物」
<材料>
・ふき:480g(可食部430gくらい)
・水:400ml
・白だし:30ml
・しょうゆ:15ml
・鶏もも肉(鶏皮含む)切り込み:150g
・油揚げ:2枚
<作り方>
1)鍋に湯と塩(分量外)を入れて沸騰させ、ふきを入れて3分ゆで、氷水でさらしてからスジを取る。
2)鍋にフキが浸るくらい水を入れ、白だしを入れる。火をつけて、湧き始めたら、鶏肉・油揚げ・醤油を入れる。火をつけてから約15分煮たらできあがり。
「ふきの二色寒」
<材料>流し缶11cm×14cm 10人分
A
・ふき(色の濃いもの):120g
・砂糖:50g
・水:140ml
・かたくり粉:小さじ1/2
・粉寒天:1/2袋
B
・ふき(色の薄いもの):60g
・クリームチーズ:100g
・牛乳:240ml
・砂糖:80g
・かたくり粉:小さじ1/2
・粉寒天:1袋
<作り方>
1) 鍋に湯と塩(分量外)を入れて沸騰させ、ふきを入れて3分ゆで、氷水でさらしてからスジを取る。
2) 1)のふきを細かく切っておく。
3) Aのふき、水、かたくり粉をミキサーにかけてから、鍋に移し替え、砂糖、粉寒天を入れ、沸騰させてから型に流し固める。
4)Bのふき、クリームチーズ、牛乳、かたくり粉をミキサーにかけてから鍋に移し替え、砂糖、粉寒天を入れ、沸騰させてから2)の型の上に流し、冷めたら型から抜く。
※2)がしっかり固まった後に4)を入れないと二層の間が綺麗に水平にならないので注意。
*https://www.nhk.jp/p/umai/ts/P7R4N8K39M/episode/te/77G9JRGK7M/ より
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