「行田の沢清水」
この辺りは、早月川扇状地の裾に当たる湧水地帯で、北アルプス剱岳から流れる冷たく澄んだ水が各所に湧き出しています。湧き水はいく筋もの小川をつくり、一帯に約6.7haの湿地性の林がつくられ、四季折々の草花が清水に映える公園は、市民の憩いの場として親しまれています。
(環境省の「平成の名水百選」選定名水)
*https://www.pref.toyama.jp/1706/kurashi/kankyoushizen/kankyou/mizuhozen/1shirou/meisui/02/49.html より
水質・水量
年間を通して水温13℃前後。1日の湧水量:約50トン。
由来・歴史
一帯は、平安時代末期から室町時代にかけて、京都の祇園社(八坂神社)領「堀江庄」の一郭で、その年貢米を作った「祇園田(ぎおんでん)」があったことから、行田(ぎょうでん)の文字をあて、現在の地名となったと伝えられている。
水質保全活動
清掃美化活動を実施。
周辺の自然環境-北アルプスを源とする清冽な湧き水が公園内を流れる河川と合流し、800種を超える多様な動植物が生息する約6.6ヘクタールの湿地性の森を形成している。アクセス良好な市街地にあり、地域住民が水と緑に親しむ憩いの場となっている。
利用状況-一帯は市街地に位置するが、四季折々の草花が清水に映える公園として整備されている。公園中央部の「花菖蒲園」に88種約4万株のハナショウブが植えられており、6月中頃の花の見ごろには、市民はもちろん、市外からもたくさんの方が来園し、水と緑に親しむ格好の場となっている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=31 より
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