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<国産ウイスキー> 黄桜株式会社 丹波蒸溜所

2023-03-14 07:33:21 | 国産ウイスキー

 「黄桜株式会社 丹波蒸溜所」

 大正14年創業、清酒「黄桜」や「辛口一献」などで知られる黄桜株式会社が、標高約300m、澄んだ空気と森に囲まれ、年間30度を超える寒暖差や霧が発生するほどの湿度が特徴の、兵庫県丹波篠山市に設立したウイスキー蒸溜所。昭和49年に建てられた丹波工場では、2004年からステンレス製の蒸溜器を用いて本格焼酎の製造を行っていましたが、2018年からそのステンレス蒸溜器を使い、ウイスキーの製造を開始。

 更に本格的なウイスキー造りを目指して、2021年10月にフォーサイス社製の銅製蒸溜器を2基(初溜:ストレート型)(再溜:バルジ型)導入しています。マッシュタンは三宅製作所製のものが一基、ウォッシュバックはホーロー製が2基。仕込み水は伏見の水を使用。

 現在の仕込みはワンパッチ麦芽1.5トン。ノンピート、ピーテッドの両方の麦芽を使用しています。

 糖化までは伏見のクラフトビール工場で行い、一度の糖化で得た8000リットルの麦汁を、車で約1時間半ほどの距離にある丹波蒸溜所まで運び、発酵から熟成を行っています。熟成庫は、丹波蒸溜所内で最も高地にある倉庫を熟成庫に改装。ダンネージ式の熟成庫内では、バーボン樽をはじめ、オークの新樽やシェリー樽など、多彩なモルト原酒が育てられています。

 今後はミズナラや国産材を使った樽の導入や、年間生産量3万リットルを目指します。

 黄桜株式会社 丹波蒸溜所 兵庫県丹波篠山市今田町本荘堂ヶ谷1-19

*https://jpwhisky.net/2021/01/01/japanesedistillery/#5-6 より

 主力商品

黄桜シングルモルトウイスキー
「丹波」

丹波蒸溜所を象徴するシングルモルトジャパニーズウイスキーです。 華やかで、芯のある味わいを目指しています。


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