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<日本酒メーカー> 群馬 柳澤酒造

2024-10-09 07:41:36 | 日本酒

 「柳澤酒造」

 甘さの旨味にこだわった「もち米」の酒
 蔵の歴史
 明治10年創業。上毛三山のひとつである赤城山の麓、前橋市粕川町に位置する栁澤酒造。創業以来“甘口の酒”にこだわり続けています。
 蔵の裏手を流れる一級河川の名を採った「桂川」は、栁澤酒造の代表銘柄として長年地元から愛されてきました。
 現在は5代目蔵元栁澤清嗣社長のもと、伝統の製法を守りながら時代の変化に合わせた新たな酒造りにも挑戦しています。

 前橋市粕川町に蔵を構える栁澤酒造。創業以来“甘口の酒”にこだわる

 地元に寄り添う「もち米」の酒
 栁澤酒造の代表銘柄である「桂川」は、全国的にも珍しい「もち米」を使用した独自の仕込みが特徴。もち米が生み出すふくよかな甘味は、昔ながらの晩酌酒として地元の方に親しまれてきました。
 かつて粕川町は養蚕業が盛んであったことから、男女共働き家庭が多く、仕事が終わると夕食前に晩酌することが主流でした。そのため、酒自体にハッキリとした味が求められたことが、栁澤酒造のこだわる“甘口”のルーツにもなっています。米本来の旨みだけで醸し出される甘味は、地域の生活に寄り添い、人々の疲れた体を癒してくれました。

 「桂川」を豪快にやかんで温めて飲むのが蔵元のおすすめ

 5代目が醸す新たな栁澤酒造の顔
 地元に寄り添った酒造りを続けてきた一方、時代のニーズに合わせた酒造りにも挑戦しています。
 5代目蔵元が手掛けた「結人(むすびと)」は、それまで主要商品であった晩酌酒とは全く異なり、純米造りの優しい甘味とフレッシュな飲み口が特徴。日本酒を初めて飲む方や、苦手に感じている方にも美味しく飲んでいただけるような酒質にこだわっています。
 時代とともに晩酌酒の消費量が減り、「これからどういう酒質を造っていこうか」と模索するなか誕生した「結人」は、当時付き合いのあった小売店をはじめとする、多くの方から助言をいただきながら一緒に造り上げてきたお酒です。
 名前をつける際、人との結びつきの大切さを実感したことから、蔵元は「皆で造り上げてきたから、皆の思い入れのあるお酒になってほしい」という想いで、「結人」と命名。新たな栁澤酒造の顔として、特約店で販売を行っています。

 蔵元より(5代目蔵元:栁澤清嗣)
 「桂川」と「結人」はタイプが全く異なるので、それぞれの味わいを楽しんでいただきたいです。
 「桂川」は、燗で飲むのがおすすめです。昔は、やかんに酒を入れてそのまま囲炉裏やストーブで燗にしていたので、細かい温度調整は気にせず、豪快にやかんで温めて飲んでみてください。
 「結人」は、これからどんどん広めていきたいと思っています。もち米とは全く違う飲み口なので、今までの栁澤酒造の先入観なくお楽しみください。

 栁澤酒造株式会社 群馬県前橋市粕川町深津104-2

*https://www.pref.gunma.jp/site/sake/500057.html より

 代表銘柄

商品名 上州一桂川
酒質 本醸造
甘さ ★★★
原料 米、米麹、醸造アルコール
アルコール度 15度
精米歩合 65%


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