「いたち川の水辺と清水」
いたち川(いたちがわ)は、富山県富山市を流れる延長約12kmの河川。常願寺川と神通川という富山の2大河川を結ぶ川である。平成の名水百選に選定。
地理
常願寺川から取水する「常西合口用水」を経て、富山県富山市西番付近で分流し北西に流れる。しばらくは田園地帯の中を流れるが、周囲の風景は次第に住宅地へと変化し、富山市の中心部へと流れていく。富山市北部にある工業地帯の脇を流れ、富山市興人町で神通川に合流する。
富山駅北の牛島閘門で富岩運河環水公園と結ばれている。
*Wikipedia より
水質・水量
1日の湧水量:石倉町の延命地蔵の水;約40トン/水神社(自噴);約20トン
由来・歴史
石倉町の延命地蔵については、安政5年(1858年)の大地震の際、多くの土砂が辺りを覆い尽くし、多数の病人がでた。この時、お告げに従い、川から拾い上げた地蔵尊像を供養したところ、病に苦しむ人々が快方に向かったと伝えられており、以降、この地の湧水は「万病に効く水」として知られるようになった。
水質保全活動
清水の水場や周辺は、毎日清掃が行われている。
川べりでは行政や住民によるベンチ等の施設の整備や管理が行われ、石碑や案内板も設置されている。他にも、一斉清掃や、灯篭流し、七夕祭りなどの伝統的祭事を実施している。
周辺の自然環境-豊かな地下水環境に恵まれる「いたち川の水辺と清水」。その川べりには、古くからの伝承を持つ地蔵尊などの清水が多く位置し、文化的な背景や景観を有しており、地域の観光資源としても活用されている。
利用状況-清水には、地域内外から訪れる人が絶えず、生活に根付いた信仰の対象として、多くの事業者が飲食品の製造販売等に活用し、地域の活性化にも役立っている。
一方、ドンドコは、地域のシンボルゾーンとして愛され、灯篭流しやドンドコ祭りが行われ、地域の財産として保全・活用されている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=29 より
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