「那智滝」
那智滝(なちのたき)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智川中流にかかる滝。石英斑岩からなるほとんど垂直の断崖に沿って落下し、落ち口の幅13m、滝壺までの落差は133mに達し、その姿は熊野灘からも望見することができる。総合落差では日本12位だが、一段の滝としては落差140mのラッキベツの滝に次ぐ、落差日本2位。しかし、ラッキベツの滝は北方領土内の択捉島に位置するため、日本の施政権が及ぶ範囲内では落差日本1位である。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。
国の名勝に指定されている(1972年〈昭和47年〉7月11日指定、指定名は「那智大滝〈なちのおおたき〉」)。ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』(2004年〈平成16年〉7月登録)の一部。
*Wikipedia より
由来・歴史
青岸渡寺開祖と伝えられる裸形上人をはじめとする宗教者たちのほか、花山法皇も二の滝の断崖上に庵を設けて、千日瀧篭行をしたと伝えられている。
水質保全活動
源流域はすべて保安林に指定され、山林所有者により適切に管理されている。
また、熊野那智大社などにより定期的な清掃も行われている。
周辺の自然環境
落差133mにもなる、日本一の直瀑である。一帯の寺社とともに世界遺産に登録されている。また、原生林などの自然環境にも恵まれ、照葉樹林やシダ植物なども豊富である。
利用状況
水道水や農業用水等の生活用水として利用されている。
また、那智の滝自体が神社(飛瀧神社)の御神体であり、この滝を崇め、その上には注連縄が張られているのを仰ぎ見ることができる。毎年7月9日と12月27日の2回、古来からの神事にのっとり「御滝注連縄張替行事」が行われている。
*https://water-pub.env.go.jp/water-pub/mizu-site/newmeisui/data/index.asp?info=71 より
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