「佐伯ごまだしうどん」
「佐伯ごまだし」は、焼いたエソ・アジ・カマスなどの白身魚を、胡麻と一緒にすりおろし、醤油などを混ぜて作られる大分県佐伯市に百数十年前から伝わる調味料です。ゆでたうどんに佐伯ごまだしをのせてお湯をかけ、「ごまだしうどん」として食すのが一般的。
佐伯ごまだしは、元々は漁業が盛んな佐伯の漁師の家庭で、エソが大量に採れた時の保存食として作り始められた佐伯の漁師町の家庭料理のひとつでした。ある程度の保存性があるので作り置きしておいて、食べたいときにすぐに食べることができます。うどんだけでなく、お茶漬けのトッピング、豆腐やゆでた野菜などとあえて一品料理にしたりと、万能調味料としても使われます。
佐伯ごまだしは元々は家庭料理なので、各家庭・地域によってそれぞれに味が異なります。また、食べる人も好みの味の濃さを調節できるのが特徴です。
*https://www.visit-saiki.jp/spots/detail/5253ab08-414a-4a38-8ddc-b1dad82444c7 より
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