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ネタとしては、もう古くなりましたが・・
先日2月24日水曜日に、やっと飛行機の新造機が撮影できました。
出るであろうと推測して、朝早く、撮影ポイントに着きましたが

それは、それは沢山の車が待機していました。

それにしても、どこから情報が・・・・・・・・・・?????
私は、防衛省のホームページと前回滑走した日付と、
天気予報から狙いを定めました。すべて推測です。
防衛省のホームページには、当日防衛大臣が、
三菱重工に視察に訪れると書かれていました。
勿論、時間は分かりませんが、日にちは24日になっていました。
これが、決めて・・目論み通りに、無事撮影完了。
それは、三菱重工業名古屋航空宇宙システム 製作所が
製造したX-2(心神)「先進技術実証機“ATD−X”」

天気も、申し分なかったのですが・・・
実は、滑走路上は陽炎が出てしまって、おお伸ばしすると、
写真にメラメラが出ています。
自衛隊側から滑走路に機体が乗ったためです。
しかし、保険として撮影できましたので、良しとします。
後、数回滑走試験をするはずですので、その時は、
是非とも、民間側から滑走路に乗ってほしい物です。
なぜなら、短いレンズでの撮影が可能になります。
やはり、長いレンズより短いレンズの方が、シャープさが
違いますし、細部が良くわかります。
実験機ですので、見せたくない部分もあるでしょうから、
同じように自衛隊側から滑走路に乗るのでしょうかね???
X-2の特徴は、優れたステルス性と高機動性にある。敵レーダーに探知されずに敵を捕捉できる高いステルス性能、先進アビオニクス(航空機搭載の電子機器)、耐熱材料など、日本企業の技術を活用した高運動性を武器とする。220社の部品メーカーから供給を受け、全体の9割が国産製品になっているという。防衛省は、この実証機の開発を通じ、独自の先端技術の民間企業へのスピンオフを期待。日本の防衛産業の基盤を維持する狙いもある。機体は三菱重工業、エンジンはIHI、主翼と尾翼は富士重工業、操縦席は川崎重工業が製造した。機体の約3割に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が使われ、軽量化されている。戦闘機開発で常に重要なカギとなるエンジンは双発。IHIが主契約企業となってアフターバーナーを備えたツイン・ターボファン方式のジェットエンジンXF5-1を開発した。最大出力は各約5トンで、2つ合わせて10トン級。各エンジンの出力方向を機動的に偏向するためのエンジン推力偏向パドルをエンジンの後方に3枚ずつ取り付け、エンジンの推力を直接偏向できるようにした。
キャノピー部分はT-4の流用、足回りはT-2の物を使用。
ここで、誤解されている点を二点ほど・・
まず、一点目は
この機体は、戦闘機ではない・・これが分からないのか、
ニュースメデアでもステルス戦闘機と伝えている所もある。
聞きに来いと言いたい。どこが戦闘機やねん~!!!!
先進技術実証機と言っているように、実験実証機!!
武装も何もなし・・・・最少限度のスケールダウン機です。
(このまま大きくするわけでもありません、各部のデータ取りが
目的の機体で・・・・F-2戦闘機の後継機と目される機体の為に
必要なことから、一機だけ製造された)
また大陸や半島の国々と一部の政党は、がなり立てていますが、
上記に書かれているように9割が国産。これらの機器を
検証して、物になるのか成らないのかを実験する機体。
是非とも、これらの技術の実用性を検証して、
国産機への道筋に生かしてほしい物です。
私は国防と言う観点から、一機種ぐらいは国産戦闘機が
有った方が良いと言う考えです。
安全保障の観点からです。今、米国一国に頼りすぎることは
良い事だとは思わない世界情勢ですので・・・・
ところで以前戦闘機を自前で作ろうとしましたが、
米国からの横やり??でF-16を押し付けられて、
その機体をベースに、日本はF-2戦闘機を作りましたが、
米国が出来上がった機体を見て「びっくりポン!!」と
驚いたと色々な書物に書かれています。
改良の余地は少ないと思われた機体を別物以上の
ものにした、日本の技術力!!!!
先進技術実証機の結果を生かして、次の機体に
結びつけられれば、良いのですが、米国から
横やりが入らないことを願うばかりです。
その二、とある方からメールで質問を受けました。
それは、この飛行機の写真を撮影することは、
かまわないが公表することは、控えるべきではと・・
なぜなら、
特定秘密保護法に抵触するからとのご意見がありました。
特定秘密の指定
「特定秘密として指定」し得る情報および「特定秘密の有効期間(上限5年で更新可能)」を規定する。
第1号 - 防衛に関する事項(自衛隊法別表第4に相当)
- イ.自衛隊の運用又はこれに関する見積もり若しくは計画若しくは研究
- ロ.防衛に関し収集した電波情報、画像情報その他の重要な情報
- ハ.ロに掲げる情報の収集整理又はその能力
- ニ.防衛力の整備に関する見積もり若しくは計画又は研究
- ホ.武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物の種類又は数量
- ヘ.防衛の用に供する通信網の構成又は通信の方法
- ト.防衛の用に供する暗号
- チ.武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物又はこれらの物の研究開発段階のものの仕様、性能又は使用方法
- リ.武器、弾薬、航空機その他の防衛の用に供する物又はこれらの物の研究開発段階のものの製作、検査、修理又は試験の方法
- ヌ.防衛の用に供する施設の設計、性能又は内部の用途
果たして、X-2の写真を撮影して、
個人が今回の様に公表することが、
ロ.チ.リ.のあたりの項目に当てはまるのでしょうか????
特に赤文字の部分に・・・・
私は、もう40年以上飛行機の写真を撮り続けていますが、
その中には、沢山の軍用機が混じっています。
今回このような法律ができた後も含めて、
製造元からも、その時は少しモザイクの入った写真では、
有りますが写真がリリースされています。ネットで探せば、
すぐに写真が出てきます。また後日記者会見の場で
メデァ各社が機体の撮影等を行っていますので、今頃、
特定秘密保護法に抵触するとは、私は思っていません。
ましてや、秘密の個所があるなら、県営と言う場所で
テストをする事自体、無理だと思う。
岐阜基地でもしかりです・・滑走路の延長線上に公園が
出来ています。岐阜基地自体が、新しい武器等評価試験も
行っていますので、軍用機ファンにとっては、翼の下に、
吊るされた、評価対象の武器等を撮影する方もいます。
性能等は、全くわからずとも、それが何で有るかは、
おのずとわかります。法律ができてから、それらの写真を
公表するなと、どこかでおふれでも出ているのでしょうか??
そんな話も聞きません!! それともマニアの自主規制か
ネット、雑誌には、日々色々な
形態で吊るしている武器等の写真がでてきます。
という事は、X-2の外見を個人が撮影することは、
私は現状では、
特定秘密保護法に触れると思わないのですが、
皆さんは、どのように思われますか・・
記者発表後、この情報と写真は、瞬時に世界中に
発信されて、飛行機関連のサイトでは、沢山の写真が
見つかります。勿論大陸のサイトにも・・・
果たして、滑走試験を行う機体を撮影して、日本人の
ホームページやブログに載せるのは、
違法だと思われますか??
私は、全くやましくないと思うのですがね??
私の解釈では、話足らずになっている事も事実ですが
中々筋道どおりに書けない、頭の悪いおっさんですので・・・
皆さんのご意見をお聞きしたいものです。