ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

共同通信社の情報操作 - 8 (青木理 (おさむ) 氏 )

2022-10-15 13:57:01 | 徒然の記

 これから紹介しようと思うのは、平成30年9月に、「FMA・自由メディア」の動画に出演していた青木理 (おさむ) 氏です。以前「ねこ庭」で取り上げていましたが、当時の氏の略歴は下記の通りでした。 

 「昭和41年、長野県生まれ、51才。」「慶應義塾大卒。元共同通信社社員。」「ジャーナリスト、ノンフィクション作家。」

 「ねこ庭」では名前を呼び捨てにしませんが、吉田清治、本多勝一、植村隆、田原総一朗に関しては、日本を駄目にした張本人として例外扱いをしています。最近では青木氏も、この中に入れなくてならないかと考えていますが、氏の言葉をまずは読んでもらいたいと思います。

 「私はジャーナリストとして、少数者、弱者、庶民の側に立つという立場で、仕事をしてきました。」「ジャーナリズムは、常に権力と戦うものであり、そして巨大な権力に、永遠に負け続けるものでもあると、そんな風に考えています。」

 氏の言う少数者、弱者、庶民は、ほとんどの場合国内の反日政治家、反日活動家を指していますが、彼らは果たして弱者なのでしょうか。

 「私は、国益というものを頭におきません。国益を考えていたら、仕事にならないのです。」

  国益という言葉をどういう意味で使っているのか知りませんが、その中には、自分の住む国を愛する心が含まれています。氏にはそれがないと公言するので驚きました。
 
 「安倍さんは、北朝鮮を叩き危機感を煽り、拉致問題で肥え太り、政界の出世階段を駆け上がった人間なんです。」
 
 家族会を除名された蓮池透氏が、2年前すっかり同じことを喋っていました。透氏は、安倍総理が拉致問題を踏み台に首相の座を手にしたと、暴露本まで出版しました。
 
 「だいたい、小泉さんが訪朝した最初の頃、安倍さんは外されていたんです。交渉のラインは、小泉 ー 福田 ー 田中均で、安倍さんは蚊帳の外でした。」

 氏のいう福田氏とは、福田康夫元総理、当時の官房長官のことです。

 「私は外務省の田中均さんと、個人的には親しくしていませんが、何度かお話ししたことはあります。安倍さんみたいな強硬論でなく、現実的に、拉致問題の解決に取り組んでいた方です。」

 「結局田中さんは、安倍さんに反対され、交渉担当を外され、自宅を右翼に放火されましたね。石原慎太郎さんが、国賊だからやられて当然みたいなことを言ってましたが、酷い話です。」

 氏は田中氏を庇いますが、私の知る田中氏は違っています。拉致された国民より、北の意を汲むことに心を砕き、北への謝罪と賠償を第一とした人物です。

 「小泉ー田中ラインでやったことは、実は大変なことだったんです。ある意味で、戦後の日本史を根本から変えたとも言えます。」

 「敗戦後の日本はアジアの国、特に中国と韓国や北朝鮮に対しては、ずっと加害者の立場でした。ところが小泉訪朝で北のトップが拉致を認めたので、ここから日本は、初めて被害者という立場になれたのです。」

 「安倍さんはこの立場を利用して、北を攻撃し総理になりました。これを口実に、防衛費の増額を図り、対話を拒否し続けることによって、政権の延命に利用しています。」

 氏は蓮池透氏と同じ意見ですが、二人はどこかで接点があるのでしょうか。それともこのような考え方が、反日左翼の人々の間で信じられているのでしょうか。拉致問題に関して、私は安倍総理を二人のような目で見たことがありません。

 北朝鮮は核問題ついてカーター、クリントン、トランプ氏と、アメリカの歴代大統領も振り回しているのですから、安倍総理には同情する気持ちがあるくらいです。

  ここで私は、別途調べた青木氏の経歴を紹介します。 氏がなぜ常に北朝鮮・韓国側に立つ主張をするのかが、見えてきます。

 1. 平成9年から平成10年 (2年間) 韓国延世大学留学

 2. 平成14年から平成18年 (5年間) 共同通信社 ソウル特派員

 3. 平成18年に共同通信社を退社 オーマイニュース社 副編集長

 オーマイニュース社は、韓国政府の支援で作られた市民参加型新聞で、朝鮮語版、国際語 (英語 ) 版、日本語版の三種類があります。日本語版のオーマイニュース社は、青木氏が共同通信社を退社したその年の、平成18年に設立されています。同社は韓国オーマイニュース社と、孫正義氏のソフトバンクの共同出資会社で、編集長が鳥越俊太郎氏です。

 この会社が今どうなっているのか知りませんが、反日左翼の人間は、私たちの知らないところで繋がっている事実は間違いないようです。私がこうして「ねこ庭」で紹介している事実は、亡くなった安倍氏のご遺族の方々は知っていても言えない話だと思います。言えばマスコミと反日評論家たちが、総ががりで攻撃してきますから、私が代わりに紹介しています。

 「ねこ庭」を訪ねた方が「鎮魂歌」を読めば、安倍氏が多くの敵と戦っていた事実を知ることができます。つまりこれは、安倍元総理へ贈る「3つ目の鎮魂歌」です。

 次回は、朝鮮○○と日朝議員連盟について紹介します。

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共同通信社の情報操作 - 7 ( 蓮池薫氏の発言 ? )

2022-10-15 08:11:02 | 徒然の記

 蓮池薫氏の発言は、大手メディアがほとんど報道していませんので、断片的な記憶しかありません。ネットが普及している今なら探せば見つかると思いますが、そこまでする必要を感じません。

 思い出すのは、地村保志氏夫妻・蓮池薫氏夫妻・曽我ひとみさんの5人が、日本政府のチャーター機で24年ぶりに帰国した時の様子です。羽田空港では待ちわびた家族の方々が出迎え、再会を喜びあっていました。今でも忘れられないのは、記者たちにマイクを向けられた時の地村保志さんの言葉です。

 「詳しいことは、あっちに聞いてください。あっちの方が、上ですから。」

 質問攻めに戸惑ったように志村氏が言い、目くばせした先にいたのが蓮池薫氏でした。上下関係の厳しい国から帰国すると、ちゃんと監視役がついているのだと深い意味もなく思いました。蓮池氏は他の帰国者と異なり、胸につけた金○成バッチを家族に言われても外さなかったと言います。バッチは、薫氏の誇りでもあったようで兄の透氏が、「洗脳されて帰ってきた」と呟いていた記事を読んだことがあります。

 弟を気遣う兄として印象に残っていた氏が、別人のようになっているのを見たのは、14年後の平成28年、「外国特派員記者クラブ」に招かれた氏が講演をしている動画でした。辛辣な政府批判でしたから、弟の薫氏が同意した上での発言だと思いました。薫氏の言葉でありませんが、透氏が弟を代弁しているものとして紹介しています。勘違いと言われるかもしれませんが、弟思いの氏が薫氏に代わって述べていたと今でもそう思っています。

 平成28年と言えば、第三次安倍内閣の時です。

 「政府が、対話を続けながら制裁を強化するなんて矛盾している。言っていることとやっていることが、ばらばら。」
 
 北朝鮮が残っている拉致被害者の消息について、病死、事故死と伝え、物証を見せて欲しいと要求すると、火葬後の骨を埋葬した墓が水害で流れたから無いと言い、さらに追求すると「探したら見つかった」と、遺骨を持ち出してきました。DNA鑑定をすると、別人の骨だったという杜撰さで、断固とした対応をと家族会が政府に要求していました。
 
 強く迫ると北が機嫌を損ね、黙っているとすぐに露見するような嘘をいうので、政府は制裁と対話という難しい対応をしていました。透氏が批判していたのは、このことです。
 
 「帰国した拉致家族にしても、政府の生活支援はほとんどありません。」「こんな話を北にいる拉致被害者が聞いたら、帰る気になりませんよ。」
 
 薫氏の意見を代弁していると考えたのは、この発言でした。もしかするとリーダー的立場にいた薫氏は、北朝鮮では優遇されていたのかもしれません。弟の不満を兄が代わりに述べていると、やはりそう思いました。

 「安倍さんは拉致問題を踏み台にして、首相の座を手にしたんだと思っています。」
 
 この言葉には驚かされました。氏は、安倍氏が拉致問題を利用して首相の椅子を得ていると、そんな本を出版したばかりでした。むしろ彼の方が、拉致家族と安倍氏を踏み台にして、売名と金稼ぎに精を出しているのではないかと考えました。安倍総理が取り組んでいた課題が、拉致問題だけでないことは多くの国民が知っています。
 
 いったいどこからこのような意見が生まれるのかと考えますと、薫氏による安倍氏批判に行き着きます。

 長らく拉致問題を担当してきた山谷えり子議員が、「蓮池透氏は、北の工作員ではないか。」と疑問を呈していましたが、こういうことを平気で口にするから、透氏は家族会のメンバーから外されていました。

 けれども私は、山谷氏とは違う意見を持っています。

 「北の工作員なら、もう少し賢い。彼は北に洗脳された、お花畑の日本人の一人に過ぎない。」

 透氏を洗脳した北とは、弟の薫氏ではないでしょうか。李 忠国 ( イ・チュングク  )氏の著書、『金○日の核と軍隊』を思い出すと確信になります。

  ・われわれが日本との国交正常化のため、三党共同宣言を発表したが、親愛なる指導者同志様は、「絶対にここで幻想や期待をせず、さらに革命の銃を強く握りしめて、前進せよ」とおっしゃった。

  ・われわれは、日朝国交正常化が前進すればするほど、党から受けた革命を最後まで達成しなければならない。

 最高裁判所の判事の言葉は、朝鮮軍の兵士たちだけでなく、金○成バッチを外さない薫氏も虜にしていたのではないでしょうか。違う意見の人も沢山いると思いますが、私にはこの推測が捨てられません。

 次回は、透氏とそっくり同じ意見を述べている著名な評論家を紹介します。

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