ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

共同通信社の情報操作 - 10 ( 青木氏の意見崩壊 ? )

2022-10-16 16:26:53 | 徒然の記

 今回は、重村教授の意見をそのまま紹介します。

 「日本側が担当者の平壌派遣に前向きなのは、日朝交渉の成果が思うように挙らないことへの焦りがあるのかもしれない。北朝鮮は9月18日に、〈調査はまだ初期段階にあり、この段階をこえた説明はできない〉と日本側に通告し、秋のはじめに予定されていた拉致調査の初回報告を、一方的に延期した。」

 こうした具体的な事実を紹介すれば、安倍氏が独断で北との対話を拒絶したと言う、青木氏の説明の根拠が崩れます。

 メンバーの名前を見ると、教授は保守系の学者でなく反日左翼の人々の仲間でした。反日左翼の中でも、北朝鮮への対応について二つの意見があったと言うことになり、氏の意見を紹介した理由がわかってもらえると思います。

 「青木氏の一方的な安倍元総理批判は、妥当性が薄れる。」

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に伝えたかったのは、これでした。次回は予定通り、「朝鮮総連」に関する情報を紹介します。

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共同通信社の情報操作 - 9 ( 早大教授・重村智計氏の意見 )

2022-10-16 07:50:53 | 徒然の記

 「朝鮮○○」を取り上げる予定でしたが、青木氏と違う意見を見つけましたので、先に紹介することにしました。

 「安倍さんは、北朝鮮を叩き危機感を煽り、拉致問題で肥え太り、政界の出世階段を駆け上がった人間なんです。」

 「私は外務省の田中均さんと、個人的には親しくしていませんが、何度かお話ししたことはあります。安倍さんみたいな強硬論でなく、現実的に、拉致問題の解決に取り組んでいた方です。」

 青木氏はこのように述べ、安倍氏が強硬な姿勢で北朝鮮との対話を拒絶し、田中氏の現実路線を台無しにしたと説明しました。ところが、青木氏が動画で意見を表明する4年前の「Yahoo!ニュース」で、早稲田大学大学院の重村智計 (としみつ) 教授が北朝鮮との対話を否定する談話を発表していました。

 当時の状況では、安倍氏の強行姿勢が突出したものでなく、むしろ対話を重視する田中氏の姿勢が批判されていたことを、重村教授が説明しています。

 どちらの意見が正しいかと結論を急ぐためでなく、二つの違った意見があった事実を、紹介するのが目的です。平成26年10月3日配信の「Yahoo!ニュース」は、河野嘉誠記者の署名入り記事でした。

 「訪朝団派遣はリスクだらけ 北朝鮮の本性と崩壊寸前の内情を見抜け」 

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