ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

共同通信社の情報操作 - 12 ( 朝鮮○○・続き )

2022-10-17 19:17:56 | 徒然の記

 今回も、「朝鮮○○」に関する「ウイキペディア」の情報を紹介します。

 「朝鮮○○は東京都に中央本部を置き、全ての都道府県に本部が設けられ、各地に支部組織がある。」

 幹部が北朝鮮の国会議員であり、日本全国の都市に本部組織が置かれているとは、考えてもいない話でした。

 「中央本部の所在地は、東京都千代田区富士見二丁目。周辺には靖国神社の遊就館、法政大学市ヶ谷キャンパス、衆議院議員宿舎がある。警視庁は中央本部の警備を厳重に行っている。」

 しかし事情を知らない私には、警視庁が監視しているのでなく、ガードマンのようにビルを警備し守っているように見えます。日本の政党との関係については、次のような説明です。

 「朝鮮○○創立以前に、在日朝鮮人が日本共産党で活動していたこともあって、彼らが朝鮮○○へ移ってからも日本共産党との関係が深かった。」

 「その後1970 ( 昭和45 ) 年代中盤からは、日本社会党に接近し、両者は友好関係を築いた。社会党左派を継承した社会民主党とは、引き続き友好関係にある。社会党出身の民主党議員へ政治献金を行っていたことも判明している。」

 「朝鮮○○は、北朝鮮の「在日本公民団体」と自称し、2013 ( 平成25  ) 年以降は、朝鮮労働党の諜報機関傘下の第225部(旧・対外連絡部)の指導を受けている。」

 宮本委員長が日本での革命には、中国式「武力闘争」を使わず、議会制度を通じて行うと決めて以来、北朝鮮が社会党 ( 現・社民党 ) に接近したことは以前に「ねこ庭」で取り上げました。「ウィキペディア」の説明も、それと符合しています。

 「1955 ( 昭和30 ) 年2月の、日朝国交正常化を求める「南日声明」と、従来の指導機関であった日本共産党の路線転換に伴い、在日朝鮮人運動が再編を迫られた。」

 「同年5月25日から26日に、浅草公会堂において結成大会が開催された。結成当初は、「朝鮮籍」朝鮮人を対象とした民族学校の運営や、「朝鮮籍」朝鮮人経営者に対する融資をおこなうなど、一種の互助組織として機能していた。」

 「しかし発足当初から社会主義を支持し、その後冷戦期に社会主義陣営団体としての性格を明確にした。過去の反日暴力事件の経緯もあり、日本政府や警察などの治安機関との緊張関係を生み出す要因となった。」

 ネットの情報を読み、最近になって「朝鮮○○はスパイの巣窟ではないか」と驚いている人がいますが、日本の公安関係者は皆知っているのだと思います。あれだけ日本と敵対している独裁主義国が、日本の中に巨大な組織を作っているのですから、良からぬ工作をしていることは目に見えています。拉致問題やミサイル発射をされて初めて気がつくのでは、遅すぎるのではないでしょうか。

 『金○日の核と軍隊』の中で、著者の李 忠国 ( イ・チュングク  )氏が語っていたことを思い出してください。北朝鮮軍の座学では、人民軍最高裁判所判事の意見が教えられていました。

 「世界で一番民主的で、党と首領様と人民が一つに団結したわれわれと修交がない限り、日本は一歩も進展できないし、その上少数の日本統治者たちを除いて、ほとんどの日本国民は、われわれとの修交を希望しているのだ。」

 「われわれが日本との国交正常化のため、三党共同宣言を発表したが、親愛なる指導者同志様は、〈絶対にここで幻想や期待をせず、さらに革命の銃を強く握りしめて、前進せよ〉とおっしゃった。」

 「われわれは、日朝国交正常化が前進すればするほど、党から受けた革命を最後まで達成しなければならない。」

 国交を正常化したら、日本での革命を銃を握りしめても遂行すると、兵士たちは教えられています。朝鮮○○内にいるのは、祖国に忠誠を誓う選ばれた軍人たちですから、どんな工作でも使命感を持って実行します。日本人の私には「良からぬ工作」であっても、彼らにとっては「祖国のためにする正義」です。

 こう言う独裁国家のスパイの巣窟とも言える巨大なビルを、東京の一等地に黙って作らせた戦後の日本の方が、よほどおかしいのではないでしょうか。おかしいといえば、青木氏の意見も奇妙な理屈でした。

 「敗戦後の日本はアジアの国、特に中国と韓国や北朝鮮に対しては、ずっと加害者の立場でした。ところが小泉訪朝で北のトップが拉致を認めたので、ここから日本は、初めて被害者という立場になれたのです。」

 こう言う意見がまかり通っているところからしても、日本がおかしくなっています。敗戦後の日本がずっと加害者の立場だったとは、どんな思考から出てくるのでしょう。「日本だけが間違っていた。日本だけが悪の戦争をした国だ。」と、連合国の復讐裁判の結論をそのまま信じているとこうなります。

 戦力を失い、疲弊していた日本が、米国へソ連へと戦争終結交渉に向け腐心している時、広島と長崎投下された二つの原爆は日本が受けた被害ではなかったのでしょうか。世界に類のないほど大規模な一般市民を標的にした「無差別爆撃」を、日本が受けた被害だと氏は考えていないのでしょうか。

 北朝鮮の拉致を受けて、初めて日本が被害者の立場になったという寝言は、何を根拠に出てくるのでしょう。

 無差別爆撃の死者は全国で33万人で、原爆を受けた広島の死者は20万人、長崎の死者は14万人です。この数字の大きさと国民が受けた多大の尊い犠牲は、連合国軍、特に米国による戦争犯罪です。これを被害と考えない無神経さは、どこから生じているのでしょうか。政府が認定した「拉致被害者」は17人で、「特定失踪者」は871人です。氏は簡単な比較計算もできない、馬鹿者なのでしょうか。

 「国益を考えていると仕事ができない。」と公言していますから、自分の生まれ育った国を愛せなくなった人間は、人としての常識を無くすのかもしれません。

 青木氏だけがおかしいのでなく、氏を著名人にしているマスコミや世間もおかしいのです。国のリーダーに洗脳されたとはいえ、愛国心に燃えて、日本で良からぬ工作をしている朝鮮総連の兵士たちの方が、よほどまともに見えてくるという錯覚に陥ります。

 朝鮮○○を批判するつもりでしたが、青木氏や共同通信社の操作記事と比較しますと、戦後の日本の方が羅針盤の針が狂っているのが分かります。羅針盤の針を元に戻そうとしていた安倍氏を暗殺したのは、山上徹也だけでなく、日本を憎むしかできない反日左翼勢力と、彼らを跋扈させた私たち国民と言えるのではないでしょうか。

 話が横道へ外れましたので、「朝鮮○○」に関する情報の紹介が半分しかできませんでした。関心のある方だけ、次回の「ねこ庭」へ足をお運びください。  

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共同通信社の情報操作 - 11 ( 朝鮮○○ )

2022-10-17 12:38:56 | 徒然の記

 シリーズでブログを書いていますと、時々立ち止まって自分の位置を確かめる必要があります。安倍元総理へ贈る3つ目の「鎮魂歌」の表題は、『共同通信社の情報操作』です。つまり内容は、下記11件の共同通信社の配信記事の検討でした。

 ・ 9月16日 ・・・3段組の小さな記事 横田早紀江さん

 ・ 9月17日 ・・・3段組のやや大きな記事 横田早紀江さん

 ・ 9月17日 ・・・一面トップ 5段組 竹下珠路さん

 ・ 9月17日 ・・・社会面トップ 5段組 竹下珠路さん・古川了子さん

 ・ 9月17日 ・・・16面トップ 5段組 田中実さん・金田龍光さん

 ・ 9月17日 ・・・政治面・シリーズ記事 5段組 『表層  深層』

 ・ 9月17日 ・・・全ページ使用の特集記事 7段組 蓮池薫氏・田中均氏

 ・ 9月17日 ・・・5段組の大きな記事  小泉総理・金正日総書記 

 9月18日 ・・・5段組の大きな記事 福田康夫元首相・小泉総理・金正日総書記 

 9月18日 ・・・2段組の小さな記事 岸田首相

 9月18日 ・・・1段組の小さな記事 立民、和泉代表

 青字で表示した記事についての検討が終わり、黒字三件の記事が残っていると言うことになります。ここまで来ますと終わりが見えますが、「鎮魂歌」を完成させるため欠かせない情報が二つあるので追加しました。「朝鮮○○」と「日朝議員連盟」です。

 「朝鮮○○」については、多くの情報がありますが、一番客観的と思われる「ウィキペディア」の説明を紹介します。

 「在日朝鮮人総聯合会とは、朝鮮民主主義人民共和国を支持する在日朝鮮人のうち、「チュチェ( 主体 ) 思想を指導的方針として活動、運動を展開している人々によって構成される団体。」

 長い名前なので、以後は通常使われている「朝鮮○○」を使うこととし、文章体を止め、項目で説明します。

  ・1945(昭和20)年結成の「在日朝鮮人連盟」が、GHQにより「暴力主義的団体」として解散させられた

  ・新たに「在日朝鮮統一民主戦線」が作られ、1955(昭和30) 年 「在日朝鮮人総聯合会」と名称変更した

  ・2012(平成24) 年より、最高責任者は許宗萬・中央常任委員会議長が務める

  ・法人格のない「権利能力なき社団」であり、数名の幹部は北朝鮮の代議員 ( 国会議員 ) を兼任している

  ・過去に複数の暴力事件を起こした歴史的経緯から、公安調査庁により破壊活動防止法に基づく調査対象団体に指定されている。

 「調査対象団体」は別名「監視対象団体」とも言われ、社会秩序を乱す「過激派暴力組織」を意味しています。地下鉄サリン事件を起こしたオーム真理教も、含まれています。

 「朝鮮○○」と言う名前自体は、マスコミによく登場しますので知っていますが、中身については知りません。昔からある団体なので、大した疑問も抱かず今日まで来ましたが、調べていくと、これはまさに戦後日本の七不思議の一つだと言うことが分かります。私が考える「戦後日本の七不思議」は、次の7つです。

  1. 日本国憲法            2. 反日左翼学者組織と思われる「日本学術会議」

  3. 反日左翼と思われる「マスコミ」  4. 反日左翼としか思えない・日弁連

  5. 反日左翼と思われる・日教組    6. 共産党     7. 朝鮮○○

 オーム真理教と同じ「監視対象団体」でありながら、共産党は堂々と選挙活動をし国会で議席を持っています。弱小野党の先頭に立ち、政界を政争の場とし、国会審議を混乱させています。

 朝鮮○○は九段の一等地、東京逓信病院のすぐ近くに、地上10階地下2階建て、延べ床面積1万1738m2の堂々としたビルを所有しています。敷地面積は、2,387m2です。大した監視もされず、大っぴらに活動しています。

 なぜこういうことが、誰にも不思議がられず、疑問も抱かれずあり続けるのか。安倍元総理は、朝鮮○○の特殊権益に対しても改革の手を伸ばしていましたから、やはり「鎮魂歌」を完成させるためには検討が必要になります。

 横道に入りますが、もしかすると横道でなく、これが本筋になるのではないかとそんな予感がしています。面倒な話の嫌いな方は、次回以降をスルーしてください。

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