今日で18回目になります。ブログのテーマは「共同通信社の情報操作」ですが、そろそろ自分の位置を確認しないと、どこにいるのかを忘れそうです。同社の下記11件の記事を検討し、巧妙な情報操作を紹介することが目的でした。
・ 9月16日 ・・・3段組の小さな記事 横田早紀江さん
・ 9月17日 ・・・3段組のやや大きな記事 横田早紀江さん
・ 9月17日 ・・・一面トップ 5段組 竹下珠路さん
・ 9月17日 ・・・社会面トップ 5段組 竹下珠路さん・古川了子さん
・ 9月17日 ・・・16面トップ 5段組 田中実さん・金田龍光さん
・ 9月17日 ・・・政治面・シリーズ記事 5段組 『表層 深層』
・ 9月17日 ・・・全ページ使用の特集記事 7段組 蓮池薫氏・田中均氏
・ 9月17日 ・・・5段組の大きな記事 小泉総理・金正日総書記
・ 9月18日 ・・・5段組の大きな記事 福田康夫元首相・小泉総理・金正日総書記
・ 9月18日 ・・・2段組の小さな記事 岸田首相
・ 9月18日 ・・・1段組の小さな記事 立民、和泉代表
予定では既に終わっている時ですが、「朝鮮〇〇」と「日朝国交正常化推進議員連盟」に関する情報を追加したため、遅くなりました。
本日は 9月18日の5段組の大きな記事、 福田康夫元首相の談話を紹介します。いよいよシリーズの終わりが見えてきましたが、最後を飾るにふさわしい「大ウソ」 の記事です。福田氏が老化して記憶が不確かになっているのか、間違いを知りながら共同通信社が氏に忖度し、確認せず発信したのか。どちらにしても、安倍元総理の印象を損なう情報操作記事です。
「小泉訪朝20年」「安倍氏反対しなかった」「拉致被害者の北朝鮮行き」「福田氏政府内の対立否定」
これが記事の見出しで、福田元総理の顔写真があります。書き出しの部分を、そのまま紹介します。
「福田康夫元首相は、17日までの共同通信インタビューで、2002年2月に北朝鮮から一時帰国した蓮池薫さんら拉致被害者5人について、当時の小泉政権が、(5人の)日本永住を決定するまでの経緯を振り返った。」
この次以降が、「大ウソ」の記事になります。
「福田氏は当時の官房長官。5人を北朝鮮に戻すべきかどうかを巡り、政府内で意見が対立していたとの見方を否定した。対北朝鮮強硬派と言われた安倍晋三官房副長官が、福田氏に被害者を北朝鮮に返すことへの反対意見を伝えた事実もないと、強調した。」
多くの国民が知っているのは、蓮池氏ら5人とその家族が帰国できたのは、安倍氏が強く反対したからだという事実です。氏の反対がなければ5人とその家族の帰国は叶わなかったので、氏の功績として語られています。「死人に口無し」とでもいうのでしょうか、福田氏はこれを否定しています。
既に故人となり葬儀も国葬も済んでいるのに、今も国会では「安倍氏叩き」を目的とした「統一教会問題」「国葬問題」を反日左翼野党が追及しています。安倍家のご遺族にすれば、福田氏の「拉致被害者問題」に関する「大ウソ」を耳にしても反対する気になれないでしょう。何を言ってもマスコミが叩き、野党が叩くのですから、打つ手がありません。
従って私が代わりに、事実を息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々に紹介しています。私にしても安倍元総理には反対する政策がありましたが、今は言うべき時ではありません。それは国難に殉じた元総理への、国民としての礼儀だろうと思います。反日左翼政党と、反日マスコミと、自民党内のリベラル議員たちは、いつまで「死者を鞭打つ」のでしょうか。
疑問を持たれている方は、次回も「ねこ庭」へ足をお運びください。