ねこ庭の独り言

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共同通信社の記事は、国民への挑戦

2018-07-01 16:28:04 | 徒然の記

 6月24日の千葉日報の政治面は、全ページが安倍政権への批判記事です。

    1. 「政府 公文書管理で人事評価」「決済後修正は原則禁止」

    2. 「加計、カジノ法案で攻防」「延長国会 明日首相出席で集中審議」

    3. 「内閣支持率」「不祥事で膨らむ首相不信」「女性、高齢者が離反」

 印象操作でないかと、安倍総理が国会で野党に反論しています。政治責任が問えないため、反日・左翼の野党議員はテレビの報道や新聞記事などを根拠に、総理の退陣を迫ります。

 お粗末極まりない安倍夫人のことにしても、マスコミが大騒ぎするような、首相の退陣まで求める問題ではありません。常識をどこかへ忘れたまま大人になったのか、昭恵夫人の愚行は、多くの国民を幻滅させました。

 それでも安倍氏の退陣を迫れるほどの悪事でも、犯罪でもありません。その証拠に、マスコミが派手な反安倍報道を連日発信しても、選挙のたびに、自民党は多数を獲得しています。日本の明日を考える国民は、攻撃されている安倍氏に怒る前に、攻撃しているマスコミの方に幻滅と苛立ちを覚えています。

 総理が憲法改正と、女系天皇反対を意思表示して以来、マスコミの攻撃が始まっていますから、反安倍報道は2年以上続いています。これだけの激しさで非難報道がされたら、たいていの内閣は潰れます。

 ここ数日共同通信社のことを調べた私には、狂ったようなマスコミ報道が、別の面から見えて参りました。NHKや朝日新聞ばかりに目を向けていましたが、共同通信社がほとんどの地方紙に、記事を配信している事実を知りました。零細地方紙は、共同通信の記事が断れず、掲載するしかないという力関係も理解しました。

 そこを知った上で、6月24日の千葉日報の記事を批評します。

「内閣支持率、不祥事で膨らむ首相不信」「女性、高齢者が離反」、という見出しで、ページの四分の一を占める、特集記事です。寄稿者は、まえだ・ゆきお氏で、顔写真と簡単なプロフィールが付記されています。名前は何故か漢字でなく、わざわざ平仮名表示です。

 「1969 ( 昭和44 ) 年生まれ、東大法学部卒。」「米ミシガン大学・大学院修了。」「投票行動分析が、研究テーマ。」

 こういう経歴の氏が、内閣支持率のデータから、安倍内閣の実情を分析したという記事です。千葉日報の取材記事でなく、共同通信社の配信記事だとすぐに分かります。

 偏見に満ちた記事が、全国の地方紙に一斉に掲載されていると思うと、共同通信社に対する不信感が湧いてきます。

 こんな会社に原稿料を貰っている、まえだ氏ですから調べるまでもなく、「獅子身中の虫」の仲間でしょう。氏の主張は、平成24年に発足した安倍内閣が、支持率69%だったのに今では40%、不支持率が49%となり世論の評価が、大きく変化したというものです。

 氏の言葉を、少し紹介します。

 「この半年で、不支持率が上昇した最大の理由は、首相が信頼できないとした人の増加だ。首相の政治姿勢に対する、強い批判が現れている。」

 分析能力のない学者だということは、この意見で分かります。NHKと朝日に加え共同通信社が、全国の地方紙に来る日も来る日も安倍批判記事を発信したら、国民が影響されない訳がありません。

 まして非常識な総理夫人のおかしな言動を庇うのですから、総理の人間性が問われて当然です。しかし問題は、それでもなお支持率が40%あり、選挙をしても野党の支持率が上がらないのは何故か。本物の学者なら、この現象にこそ分析力を使わなくてどうするのでしょう。

 「首相支持の最大の理由は、他に適当な人がいないという消極的なものだ。」

 何も強く支持されている訳でなく、ただそれだけの理由だと断定しています。朝鮮半島にいつ戦火が発生するかというこの重大な時期に、国民はなぜ安倍氏を総理に選ぶのかと、氏は一言も言及しません。消極的な支持であっても、反日の野党には政権を渡さないという国民の意思を語りません。

 金で雇われ学者には、それを言う自由がありません。安倍氏しかいないという、自民党の不甲斐なさを嘆きつつ、安倍氏を支えている国民の苦しみを、氏は語る勇気がありません。

 「総体的に安倍内閣は、若年と中年の男性の支持が厚く、中年と、高齢の女性の支持率が薄い。」「女性、高齢者、無党派層が内閣支持から離れていく状況は、来年の統一地方選や参院選をにらむ、首相の不安要素となる。」

 私たちはこの学者とは別に、長期間マスコミの非難攻撃にさらされながら、支持率が40%台と言う事実の意味を調べなくてなりません。

 氏は女性と高齢者が、安倍内閣への支持を失っていると言います。これは情報弱者と言われる韓流ファンの女性や、痴呆になりかけた高齢者しか自民党離れをしていないという話にもなります。

 共同通信社の研究をした私は、これから千葉日報社そのものへの批判を控えようと思います。「新聞は信じるために取るのでなく、読むために取る。」とは、沖縄の住民の言葉ですが、その通りです。

 千葉日報は信じるためでなく、情報を得るために読むと割り切ることにしました。ただ本日から、共同通信社にはハッキリと言います。

 「共同通信社の記事は、国民への挑戦である。」

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2 コメント

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報道にも力関係・・か (HAKASE'(jnkt32))
2018-07-02 10:13:25
今朝の、拙記事ご見解を有難うございます。

2018=平成30年7月も、宜しくお願い致します。ご存知
かもですが、拙欄へは時に 立ち位置の遠い方が投
稿される事もあり、そこの所は、一定ご理解を賜れれ
ば幸いです。

まえだ・ゆきおさんが起こされた対安部政権批判記事
は、ご存知の様に 朝日新聞記事のそれとダブって見
えて 仕方がなかったです。配信元の共同通信の報道姿勢には逆らえない所もあるのでしょうが、ならば識者
の信念はどうなっている?て事になりますね。

貴方も問題視された様に、己の名のかな表記とは、
如何なものかと拙方も思います。これだけ意図的に叩
かれながらも、安部政権の支持率が一定あるのは。他
の内閣よりまだマシだからで、そこが買われている事
を率直に伝えるのが報道の務めのはずですが、それ
を放棄しているなら、それこそ「獅子身中の虫」て事ですね。

それにしても、安部昭惠夫人の逸脱した行動を抑え込むのは、
前述の事共とは別に、実行されるべき。放置があって
はならないでしょう。まずは お礼まで。
返信する
立ち位置の遠い人 (onecat01)
2018-07-02 15:24:38
HAKASEさん。

 立ち位置の遠い人が、コメントまで入れるというのですから、これはもう、貴方の人柄でしょう。私には難しいですが、不偏不党で、頑張ってください。

 総理夫人のことは、幻滅のみです。安倍総理の三選阻止をしていると、ご本人が気づいておられず、これからも気づかれないという、不思議な人物です。

 小さな親切、大きな国難。‥・依然として、そのままです。
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