日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



前のアップがかなり激しくいっちゃったので、今回は柔らかいヤツをば!

間もなく日本来日し、狭めの小屋で数回のライブを行うSergio Mendes。
そして今月末には、ニューアルバムが発売されます。
タイトルは 「Encanto」。

will.i.amは当然のこと、今回はNatalie Coleのようなメジャーどころから、 Zap Mama(おおっ!)あげくの果ては、DREAMS COME TRUE そうドリカムとまで競演しています(なんかレコード会社の戦略臭プンプンしとるな~)
ということで気になる点も多いこのニューアルバムなのですが、それでも即買いしそうです。

というのは、前作「Timeless」の出来がとっても良かったから。
ここ数作のおとなしかったフュージョンぽさから一変して、Black Eyed Peasなんていう下世話キワ物アーティストをベースに、Erykah BaduとかQ-Tipとか、と・に・か・く・イキのいいアーティストをてんこ盛りに導入しまくった結果、とんでもない超B級フレーバーのチャンプルー・ラテンが出来上がってしまったからです。

で、この中でのSergioのキーボードなのですが、コレが恐ろ~しく冴えてたんですね...
彼がどこにいたかよくわからないという人もたまにいますが、そんなことは全くなくて(どこに耳つけてるのと言いそう)よく聞き込むべきではないでしょうか。
普通のピアノはもちろん、微妙にわざとずらせて打ち込む年代物のキーボードの音色とかも含め、彼が発する音が冴えわたっていて、例えばLoose Endsのイントロからのからみ具合そして途中のソロとか、アルバムの至る所にそんな仕掛けがあり、しびれまくりました。

一般的にはどうしても、サッカーブラジル代表も絶賛だったらしい、Mas Que Nada に関心がいきがちですが、自分的には1年以上にもわたるかなりの長い間、全曲がヘビーローテで一押しの虹色のスーパーアルバムだったのです。

で、今回のトップは、Burt Bacharach作で007のテーマとしても有名な、The Look of Love。
また力入った感じがぷんぷんと....
今年は、ボサ・ノヴァ誕生50周年だそうで、そうか~だからか?!

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