日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



ベストセラーの映画化。
映画会社は、「悲しみが乾くまで」に続いて、これもびっくりのドリームワークス!

というのは、物語は、アフガニスタンの首都カブールやパキスタンで進む話。
かつ使用言語は、現地語(not English)。
メジャーでこんなんあり?

その現地語化を推進したのは監督のマーク・フォースター。
主な作品は新しいのからいくと、「007 慰めの報酬」、「主人公は僕だった」、「ネバーランド」、「チョコレート」。
少なくとも007と「主人公」は個人的にはあまり好きになれない作品ではある(当ブログでも言及済)


それらの懸念は置いておいて(笑)作品へ。
主人公のカブールでの子供時代と、現在ロス生活が交錯しながら、1979年のソ連による侵攻そしてタリバン独裁政権下に置かれるアフガニスタンの特殊状況下で生まれる物語。

原題(The Kite Runner)にもある、「凧揚げ」に象徴されるのは、「友情」、「平和」、そして「自由」。
このシーンの迫力はなかなか!
正しいCGの使い方を改めて感じさせた。
撮影秘話(約25分)をみてはじめてわかったのだが、撮影のほとんどは中国ウイグル地区。
合成大会によって、この凧揚げシーンが作られたことを理解すると、さらにそう思えた。

子供がたちが主人公で、しかも最近の社会情勢も盛り込まれると、これは感動しないわけにいかない。
(少したつと、内心ちょっと待てよと思うところもなくはないが)
ラストも未来を感じさせる終わり方になっている。
メジャー映画会社が作った、マイナー調感動映画として、記憶に残る一本と言えよう!

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