日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



さて、本題。
一周してから、再度入場、今度は iPod touchを取り出して解説つきで(写真)


すると、登場したのがMarlene Dumas本人!
下の階では男性の美術評論家のもっともらしい~ご説明だったのでぎょっとした(汗)

彼女が自分がどういう意図で作品を作り上げているかを、自分の口でとつとつと語る。

決して生のものを描かないこと。
一度写真家などの意図をもって撮られた写真をコレクション。
それを元に、自分の意図を組み込んでドローイングしていること etc....

それぞれの絵に込められた本人の意思がどばどば伝わってくる!!
とにかく情報量が桁違いに違う。
最初グロく感じた絵でさえ、自然に自分に入り込んでくる。

絵画の見方が決定的に変わってしまう衝撃的な瞬間だった!


おそらく今後この規模の大きな展示会にまで到達したアーティストにはこのような機会が与えられ、それが作品とともに音声解説として残っていくことが主流になるのは間違いない。
それくらい作家とのコミュニケーションが深くなるからだ。
この体験、そうとうガツンときました!

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あるいはこんな感じ。
(こちらはホームページより)

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Dumasの作品は例えば、こんな感じ。
MoMAはフラッシュさえ炊かなければ写真撮影が自由。
なのだが、Dumas展に関しては館内撮影が不可だったので、入り口にあったこの1枚だけですが、こういうイメージ。
(写真 クリックすると大きくなります 写真をできるだけアップするためエントリーを分割します)

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NYと言えば、マンハッタンのMuseum of Modern Art、通称MoMAに当然行ってきた。
館内にはパブリックのWi-Fi(無料)があるだけでなく、iPhone / iPod touch用にデザインされたサイトも用意されている。
愛機Pod touchで気楽に音声ガイドをenjoyできるわけだ。


さて、現在最上階で現在行われているのは、Marlene Dumasマルレーネ・デュマス展(~2/16)
(写真 クリックすると大きくなります)
南アフリカ出身の女性アーティストのアメリカで初めての規模でドローイングを集めたもの。
日本でも2年前にこの作家の作品を集めた展示があったような。

まず、ざっと一周。
死体とか、赤ちゃんとか、娼婦とかをダークに描いたものが多い。
そもそも展示会タイトルが Measuring Your Own Grave=自分の墓の長さを測る

入り口にも「幼い子には不適切」と説明してあったのも納得。
「顔」だけがずらっと並んでいる部屋が圧巻。
フランシス・ベーコンの現代的展開かな?なんて感想。
で....

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