日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



飛行機内でみた映画、ジュリー&ジュリア JULIE & JULIAを今度はDVDで。
年末の2009年映画ベスト10で、この作品が最後にランクインした作品ということもある。

それには「明確」な理由があった。
<もちろん作品自体のテーマともいえる、「人生」、特に「夫婦」の有り様が見事に描かれていて素晴らしい。
<かつ、ニコニコみれる、料理ジャンルものではある。
<メリル・ストリープの演技も、今回もまたまた素晴らしい(後述)

<が、最大の理由は......
<この映画が「初」の「ブロガー映画」だからだ!

<2人の共通するところがないという批判もあるようだが、それは決定的に違う。
<誰もそこをはっきり書かないので、ここで私が指摘させていただこう。

<その共通項とは「メディア」である。
<ジュリア・チャイルドは「本」 → 「テレビ番組」。
<ジュリーは、ネットが進展した「ブログ」。
<2人とも、それを通し、反響を励みにしながら成長したのだ!


今回の鑑賞で、この点において改めて「痺れた」。
前と違う言い方で表現すると、この映画は2人の女性の苦闘の中で、彼らならではの「コンテンツの誕生」を描いている映画。
この誕生に、きちんと反応しない書き手(マスにしろ、ブログにしろ)には、「?!」がどうしても付く。

もちろん、2人がきちんと共振しあわない点についての指摘は、一応理解できなくはない。
が、その説明は終盤のジュリー夫婦の会話でていねいに提示されているし、その後の展開でもさらにフォローされている。

この映画のポイントは、あくまでも2人のそれぞれの「苦闘→成立」
そこをきっちり理解・評価しないまま、ただ批判するのは、自分の「足下」も理解していないということ。
これでは、ブロガー(あるいはメディア評価者)として失格である。

そう、ここまでくると、上のタイトルのように、このように表現せざるえない。
「この映画を悪く言うブロガーは、総て疑え」

その理由については、次のエントリーでゆっくり語りたいと思う(写真もそれなりにスペシャルなものをご用意済み!)


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