
さて、面白い理由その2。
この映画は、NY州観光局の全面的な協力を得ていて、ラストにもそのロゴが出てくる。
このため、切り取るNYの景色がいちいち「魅力的」(例:写真)
<また、ロケ先のNY。
<ワン・ショットごとに、最高のNYを切り取っていて、痺れまくった。
<例えば本番を翌日に迎えているにもかかわらず、ぶち切れたハリソン・フォードが飲みまくり
このシークエンスで、ハリソンは飲み屋のはしごをしまくる。
そして、
<最後にたどり着くバー。
<そこは、前回のNY渡航で最もお気に入りだった店。
<ForbesのAll Star Eataries in NY ×100レストランのうち、最上の★★★★×4を獲得。
<私のその店の感想は「これぞNY 」
この飲み屋のはしごシークエンスの店をストップ・モーションでチェックしてみた(笑)
(一度ハードディスクがクラッシュしてデータ消失後、なんとか思い出して書いているので、あくまでも雰囲気ですが、お許しを)
1軒め=Elaine's Restaurant 1703 2nd Avenue
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2軒め=Blue Bar at the Algonquin Hotel 59 West 44th Street
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3軒め=Cocktail Lounge 45th?
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4軒め=Grill Smith's bar 701 8th Avenue
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5軒め=21 club 21 West 52nd Street
この21 clubが、そのお気に入りの店。
カジュアルなバーゾーンとフォーマルなゾーンに区分されているが、バーゾーンで十分に楽しめる。
インテリアが素敵なだけでなく、店のサービスを提供するウェイターたちはどの人からも「この道○○年」的雰囲気を体中から発散している(当然、客も)
料理もおいしく、ForbesのAll Star Eataries in NY ×100お勧めのチキン・ハッシュを食べてみたが、確かにおいしい。
入場した瞬間から、店を店を出る瞬間まで一貫して「これぞニューヨーカー気分」を堪能でき、いい思い出の店となった。
その店が映画の中で重要なシーンとなっていれば、その映画にハマってしまっても仕方ないだろう。
この映画、正直言って凄い映画では全然ない(キッパリ)
が、自分的には今年のベスト10に入れないわけにはいかない(キッパリ)
これはあくまでも、極私的なものだけに(笑)
最後に。
もうひとネタになるその理由(3)になりうるのだけど、あえて簡単に。
この映画のテーマ曲がまた素晴らしく、ラストのクライマックスに畳み掛けて盛り上げる。
その曲は、
Natasha Bedingfield - Strip Me
その「ハマり具合」が実感できるのは、この曲がラスト、タイトル・ロールに突入した瞬間、Come Again(冒頭から再キックオフ)すること。
ここに鑑賞のピークがくるように設計されていて、映画ファンの心を震わせるのが、素敵。
P.S. NY紀行物シリーズを311以降ずっと自粛してきたが、このエントリーをもってちょっと吹っ切れたような気になっているので、また復活するかも。