日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 



せルジュ・ゲンスブールの伝記映画。

なんけれど、タイトルのように「女性」との交際を核として、話が展開するところが面白い。
というのは、ブリジット・バルドーや 3人目の妻に納まった若き日のジェーン・バーキン(急遽来日アリガトウ!)、ジュリエット・グレコなどの美女が次々と登場。

もともと長身でもハンサムでもない彼(エリック・エルモスニーノがそっくりに演じている)が、その美女たちのお相手を。
ブリジット・バルドーが自宅に表れたとき、彼の父親は超ハイ状態に陥る。
一方で観ているこちらは、そのあまりのモテ具合に、超「嫉妬」状態に陥る(笑)

まあそれは冗談として、コンプレックスと闘いつつ、女性たちとスキャンダラスであり続けることが宿命の男が、時代を駆け抜けて行く姿を追っていく。
彼の少年時代の姿や、アニキャラっぽい彼の「分身」が時折出現しては、彼に茶々を入れたりするので、飽きることは無い。
そして時間の経過につれ、彼の生活はすさんでいき、最後には身を滅ぼしてこの世を去ることになる。
のだが、それも彼の性(サガ)なのだなと納得させられた。

少なくとも観賞後、ずうっと積みっぱになっていた彼のCD(Histoire De Melody Nelson / Rock Around The Bunker)を聴く気にはなったことは、ワタクシ的にはおおいに○マルの一作だった。



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