日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
このプラットフォーム上で思いついた企画を実行、仮説・検証を行う場。基本ロジック=整理・ソートすることで面白さが増大・拡大
 




本国でかなり高い評価。
そして興行のヒットも得て、堂々の日本公開(かな?)

1941年から登場という息の長いヒーローだけに、どう扱うのか興味津々だったが、実に納得!
キャラがネーミングから色づかいから、それが体現しているのは....

そのなりたちからして、アメリカそのもの。
イギリスの植民地だったひ弱い存在が努力を重ね、輝かしい国になる「アメリカ」の姿がここに。


ファンタスティック4では、あれだけ傲慢にみえたクリス・エバンスが、この作品では ひ弱く登場(凄いCG!)
その彼が、科学(最新文明)の力を得て、スーパーマンと化す。
だが....

一瞬、イーストウッドの「渋いある映画」を思い出させる、ここからの「ひねり方」が面白い。
通常のヒーロー映画とは一線を画す、この展開にニタニタしながら観てしまった。


そしてクライマックスに向かって、炸裂していくアクションにかなり満足!
なのだけれど....

エンディングにかかる曲・絵で表現される、輝かしい「アメリカ」の姿、これが何か物悲しくみえてしまうのは何故?
失業率の上昇に苦しむアメリカの状況だからこそ、求められている映画なのかも?とか、いろいろ考えさせられた。
こんなヒーローもの、他にはない(笑)


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