
先日、Blue-ray で、映画:ジャングル・ブック を観た。
CG がまた進化した!と言いたくなるような、リアル少年と一体化した映像に感心。
一方で、妙にリアリティ追求とともに、疑問がいくつも湧いてきた。
例えば、
・名優 ベン・キングズレー が声で演ずる バギーラ(黒ヒョウ) は、こんなに厳しい性格だったっけ?
・熊の バルー って、こんなズル賢い性格だったっけ?
・最後は少年が森のヒーローになって終わる、がこんなエンディングだったっけ?
こういう時は 即! 旧作をチェック!
で鑑賞したらスッカリ、こっちのいいお湯加減に満足。
まず最新作では後退していた「楽曲」群が生き生きとしている。
熊の バルー が歌う人生賛歌 Bare Necessities (by Terry Gilkyson of The Easy Riders)
サルのボスが人間になりたいと歌う、I Wanna Be Like You (by Louis Prima)
最新作ではどちらの楽曲も ラップ的? つぶやき的? かつ伴奏も少なめで物足りなかった(怒)
また疑問に感じていた点も解消。
<名優 ベン・キングズレー が声で演ずる バギーラ(黒ヒョウ) は、こんなに厳しい性格だったっけ?
→ 表情からして、オリジナル版のバギーラが魅力的!(写真:右)
<熊の バルー って、こんなズル賢い性格だったっけ?
→ こっちはいいヤツ!(写真:左)
<最後は少年が森のヒーローになって終わる、がこんなエンディングだったっけ?
→ よりやさしいエンディングでほっこりさせられるし、この方が自然な説得力があった。
最後に。
実はもうひとつ最新版で違和感を持ったとたんにラストまで拭えなかった、仕方ない?欠点を感じていた。
それは、主人公モーグリのパンツ!
まるでオシメのように厚ぼったいのが一度気づくと、どうしようもなく気になって気になって仕方ない(笑)