
今年のアカデミー賞史上最多の14部門 ノミネート。
月曜午前中に、その結果が発表される。
その怒涛のノミネーションは以下。
・作品賞
・主演男優賞・主演女優賞
・監督賞
・脚本賞
・作曲賞
・主題歌賞(City of Stars、Audition の2曲ダブル・ノミネート)
・撮影賞
・衣装デザイン賞
・編集賞
・美術賞
・音響編集賞
・録音賞
昨日日本公開されたため、結果が出る前にフラットな目で確かめたいと初日に駆けつけた!
冒頭のミュージカル・シーンで悟る。
当ブログはそんなにミュージカル好きではないので、自然にその世界に入っていけない…(汗)
だが主人公2人が打ち解け、ラブストーリーに入っていく中でその違和感は解消されていった(ヤレヤレ)
印象に残ったのは、その恋が始まる微妙なフィーリングをちょっとした「旋律」で何度となく暗示すること。
= City of Star
こういう表現は、決して過去のミュージカルの再現、では出来ないのでは?
ダミアン・チャゼル監督(セッション)、とてもクリエイティブ!
またロサンジェルスの街の魅力を引き出そうとするシーンの数々に魅了された。
・いかにもロス、なサンタモニカフリーウェイ=良くも悪くも、渋滞は、正にLAの象徴!(笑)
・ワーナー・ブラザース・スタジオ
・ハリウッド・ドライブ
・ハリウッド・スターの集合絵画“You are the Star” 壁画
・グリフィス天文台
・ケーブル・カー(これは知らなかった) etc…
そうしてすっかり魅了されているうちに、ラストまで一気に駆け抜けた。
ここでもチャゼル監督の斬新な仕掛けが!
何てマジカル!
昔のミュージカルのノスタルジーだけだと評価しにくいが、ちゃんと新しい点で当ブログはとても満足した。
~結論~
この映画の感想を一言でいうと = マジカル!
月曜にオスカーを大量に獲得したとしても、当ブログは納得。
地元ハリウッドを描いた映画だから、という理由を差し引いたとしても...
特訓の末、自分でピアノを弾いたゴズリングを始めとして。
P.S.チャゼル監督の前作助演(実質は主演)の J・K・シモンズ のチョイ役も良かったよ