3部で構成される、黒人少年の成長?記。
主人公はなんと!、常に「寡黙」
全くアメリカ人っぽくない(笑)
なぜそうなったかは少年の家庭がまず大きい。
片親の母親はドラッグにふけり、オトコを家に連れ込む。
そんな環境に置かれるうちに、「いじめ」にあい、どんどん内緒的に陥っていく…
で常に「寡黙」… が完成。
この感覚、意外に日本的? ナニワ節的?
(だから共感できるかというと、そうでもないが 笑)
そして最終章のラストに至って当ブログが感じたのは…
この映画、テーマは「愛」じゃなく、「負の連鎖」、だということ。
それはアカデミーで助演男優賞を獲得した、マハーシャラ・アリ に象徴される。
主人公は彼の人柄に惹かれ、その結果?自分の将来の方向にまで影響してしまう。
その影響が章のタイトルにまで反映され 強調される点も、このロジックを裏付けている。
主人公の恋愛観が アッチ方向にいってしまうのも、当ブログの感覚では「負の連鎖」
先にふれた、主人公の「負の環境」が、彼をその方向に誘導している(と考える)
結論:当ブログ的にこの映画のテーマは「愛」ではなく、「負の連鎖」。