ハイラインに移転してからの、初のビエンナーレ。
(何と今回で第78回)
ビエンナーレとは、美術館が新しく購入した作品群のお披露目。
時代の空気、を集めました、というところか。
個性的な作品群の中での当ブログの印象に残ったのは…
(絵画群には「これは!」と感じられる作品は少なかった…)
・2017年版オブセッション・アート(草間的?)
・唯一?あった、911もの(新旧が交錯する作品)
・タイムリーなネタである、トランプ比喩的な先品が多いが、ぐっと刺さるには至らない。
・バーチャル・リアリティものも全くぱっとしない。テクノロジーに振り回されてる感あり。
・それよりも、新美術館の構造を生かした2つの作品(ひとつはビルの端、もひとつは階段)が印象的だった。
ホイットニー美術館移転前の建物は今、メトロポリタン美術館の現代美術をみせる分館 = The Met Breuer となっている。
2つの作品は少なくとも、そちらでは不可能な展示、ではある。
という具合で、時代の空気を吸い込むにはうってつけの展示であるのは間違いない!
このビエンナーレ2017、開催期間は6月11日まで。