主人公サルー(写真)は、片親の母を支えようとする兄をサポートし、街で稼ごうとする日々。
そんなある日、兄に指示され隠れていた回送列車で待つうちに寝入ってしまい、何日もアテのない旅に…
最後に着いたのは大都市 カルカッタ。
路上生活者として、子供のグループに入るものの、警察に連行され孤児院に。
しばらく過ごした後ラッキーなことに養子として、オーストラリアの家族に迎えられる。
順調に大人になり大学に入学し恋人もでき、幸せなはずのサルーだったが…
ある飲み会でアイデアを出した人物の発言が耳から離れなくなってしまった。
それは、
「Google Earth で列車の当時の走行可能距離から位置を特定すればいいじゃないか!」
そしてやはり養子となった弟の世話をみているうちに、自分のルーツが気になり始める。
故郷の母や兄が心配してるだろう、という想いに囚われ、仕事も恋人も捨ててしまう。
そして。。。
ここからは予想がつくところだが、事実がベースの物語だけに文句は言えない(笑)
人口急増でインフラが追いつかず、何でもありのインド。
数年前にちらっと経験したがそれだけでお腹いっぱいで、映画でそのトラウマが蘇った(汗)
この話のような家族の生き別れはありそうな感覚。
テクノロジーがそれを救う、というところだろうか。
アカデミーで6部門ノミネートというのは当ブログの感覚でいうと、ちょっと出来杉?
そう、結論はタイトルで申し上げた通り、= Google Earth 万歳!